日経225 38460 2024年6月15日

385万円を放置するとどうなるか?

バブルか?

2025年01月10日 08時44分15秒 | 日記

個人投資家だけでなく、機関投資家も同様の行動を取っているようだ。バンク・オブ・アメリカ(BofA)による最新のファンドマネージャー調査では、米株へのアロケーションが過去最高となった一方、現金ポジションは過去最低水準となった。

  ウォール街のストラテジストは2023年と24年の株高の可能性を概して疑っていたが、今では、真のリスクは傍観者であり続けることだという見解に屈している。アナリストの間では、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるハイテク大手7社への投資はほぼ満場一致で推奨されている。

  今後1年間の予想利益をベースにしたS&P500種のPERは足元で約22倍で推移している。1990年以降のデータで見ると、これを上回るのは1998-2000年および2020-2021年の期間のみだ。過去に筆者は、指数構成の変化や主要企業の並外れた成長実績を挙げて高いバリュエーションの理由を説明してきた。しかし、PERが高いだけでなく、利益への期待も高い。S&P500種に占める比率が極めて高いハイテク大手の一部に何か問題が起きれば、指数連動型ファンドも一斉に下げ始めるだろう。そうなれば売りが売りを呼ぶ負の連鎖で株価はさらに下がることになる。

  繰り返しになるが、筆者はシーゲル教授の著書にまつわる事実に多くの疑問を持っているわけではない。ただ、あまりにも多くの人がその考えを信じ切っているのが心配なのだ。

  最新の投稿でハワード・マークス氏は、「自分が見ている現実」を述べているだけだとしている。バリュエーションが異例な水準に高まった後には低リターンの期間が訪れる傾向があるということだ。筆者は、米株の強気相場が野球の試合で言うところの9回まで進んでいると言い切るほどの覚悟はまだない。しかし、上値余地が著しく減り、リスクは高まっていると多くの人は気づいている。

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