ノーベル賞有力候補に日本人3人…米情報会社
読売新聞 9月25日(水)20時33分配信
米国の情報サービス会社「トムソン・ロイター」は25日、日本人3人を含むノーベル賞受賞の有力候補者28人を発表した。
今年のノーベル賞は10月7日から順次発表される。
日本人では、鉄を含む超伝導物質を発見した東京工業大学の細野秀雄教授(60)が物理学賞の有力候補に入った。生理学・医学賞候補には、生物を構成するたんぱく質が体内で分解、再利用される「オートファジー(自食作用)」の仕組みや機能を解明した大隅良典・東工大特任教授(68)と、水島昇・東大教授(47)が選ばれた。
質量の起源とされるヒッグス粒子の理論を考えた英国の物理学者ピーター・ヒッグス氏(84)らも選ばれた。同社は論文の引用回数などを分析して有力候補者を毎年、発表している。2002年から昨年まで183人を選び、27人が実際に受賞している。
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