日本小児科学会の作業部会は26日、重病で回復が見込めない子どもの終末期医療に関する指針案を発表した。
治療方針は医療関係者と保護者らが話し合って決め、「子どもの気持ちや意見を最大限尊重する」とした。しかし、患者が低年齢だったり、長く意識不明だったりして、意思確認が難しい場合もあることから、子どもにとっての最善だと考えうる場合には「生命維持治療の差し控えや中止を提案できる」と明記した。
今後、一般市民から意見を集め、2011年度中にも最終案をまとめる。
指針案は、話し合いの内容を記録し、意見が一致しなければ治療を継続するとした。また、心理士や宗教家が同席して保護者に寄り添うのが望ましいとした。治療中止を機械的に決める基準は定めなかった。
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治療方針は医療関係者と保護者らが話し合って決め、「子どもの気持ちや意見を最大限尊重する」とした。しかし、患者が低年齢だったり、長く意識不明だったりして、意思確認が難しい場合もあることから、子どもにとっての最善だと考えうる場合には「生命維持治療の差し控えや中止を提案できる」と明記した。
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