新型無人補給船「シグナス」、ISSに到着
読売新聞 9月29日(日)20時48分配信
【ワシントン=中島達雄】米宇宙企業オービタル・サイエンシズ社の新型無人補給船「シグナス」は29日、国際宇宙ステーション(ISS)に到着、初のドッキングに向けてISSのロボットアームに捕捉された。
同社のプログラムに問題が見つかり、ドッキングを1週間延期していた。
シグナスは直径約3メートル、長さ約5メートルの円筒形。今回は食料や衣類など0・6トンの物資を積み、今月18日に米バージニア州から打ち上げられた。引退したスペースシャトルに代わる民間補給船の開発は、スペースX社に次いで2社目となる。
シグナスのISS接近技術には、日本の無人補給船「こうのとり」で実績のある三菱電機のシステムが採用されている。
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