星出さん、2度目の船外活動に成功
読売新聞 9月6日(木)3時12分配信
【ワシントン=中島達雄】国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出彰彦宇宙飛行士(43)らが日本時間の5日夜から6日未明にかけ、6時間半に及ぶ船外活動を実施、電気設備の交換などに成功し、6日午前3時ごろ無事にISSの船内に戻った。
星出さんは8月30~31日に実施した初めての船外活動で、故障した電気設備を交換しようとしたが、交換用設備をISSに固定するボルトがうまく締まらずに失敗。仮止めの状態で作業を中断していた。
5日午後8時6分から始まった再挑戦では、歯ブラシのような道具で電気設備のボルトとISS側のボルトの穴を念入りに清掃。ネジのかみ合わせを確認したうえで、ボルトをしっかりと締めて固定した。
この電気設備はISSに電気を分配するための装置で、4台のうち1台が故障していた。
星出さんは前回の船外活動に続き、米航空宇宙局(NASA)のベテラン女性宇宙飛行士サニータ・ウィリアムズさん(46)とペアを組み、協力しながら作業を進めた。
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