絶滅危惧種クロアシアホウドリ、八丈小島に生息
読売新聞 4月26日(金)1時36分配信
国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定している大型の海鳥クロアシアホウドリ(全長約80センチ)が、伊豆諸島の無人島「八丈小島」で営巣を始めたと、市民団体「伊豆諸島自然史研究会」(会長=樋口広芳・慶応大特任教授)が25日、発表した。
推定約3歳の若鳥が多く、雌雄の求愛行動も観察された。約300キロ・メートル南の鳥島から今春に飛来したとみられ、世界最北の新繁殖地になる可能性が高いという。
近くの八丈島住民が14日に発見。同研究会が16日と20日の調査で約30羽を確認した。
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