星出さん、船外活動21時間23分…日本人最長
読売新聞 11月2日(金)4時25分配信
国際宇宙ステーション(ISS)で、3回目の船外活動に挑んだ星出彰彦宇宙飛行士(43)は2日未明(日本時間)、6時間38分で予定の作業を終えた。
通算の船外活動時間は計21時間23分となり、野口聡一宇宙飛行士(47)が、同じ3回の活動で記録した計20時間5分を超えて、日本人飛行士としては最長となった。
星出さんは1日午後9時29分、米国の女性飛行士、サニータ・ウィリアムズさん(47)とペアを組んで船外活動を開始。ISSに電気を供給する太陽電池関連装置で、冷媒のアンモニアが漏れている可能性がある放熱器につながる配管を、予備の放熱器につなぎ替えた。凍結したアンモニアの粒がヘルメットにあたるアクシデントもあったが、2日午前4時7分、無事に作業を完了した。
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