放射性物質が付着した福島県内のがれき処理を検討するため、環境省は22日、福島第一原発の半径20キロ圏内の2か所で放射線量調査を予備的に行った。
調査は、原発から南に約18キロの楢葉町と、北に約7キロの浪江町で行った。最も数値が高かったのは楢葉町の流木で毎時0・79マイクロ・シーベルト。浪江町では同0・6マイクロ・シーベルトの土壌が最も高く、小学校校庭に集められたがれきは同0・35マイクロ・シーベルトだった。一方、原発の西側数キロを車で走行した際は常に同30マイクロ・シーベルト以上を観測した。
今回の予備調査では、同じ20キロ圏内でも数値にむらがあることがわかり、同行した南川秀樹・環境次官は「同心円状の警戒区域にこだわらず、数値の低いところは早く処理を進めるなど具体的な方針を考えたい」と話した。同省は8月下旬から本格調査を実施したい意向だ。
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調査は、原発から南に約18キロの楢葉町と、北に約7キロの浪江町で行った。最も数値が高かったのは楢葉町の流木で毎時0・79マイクロ・シーベルト。浪江町では同0・6マイクロ・シーベルトの土壌が最も高く、小学校校庭に集められたがれきは同0・35マイクロ・シーベルトだった。一方、原発の西側数キロを車で走行した際は常に同30マイクロ・シーベルト以上を観測した。
今回の予備調査では、同じ20キロ圏内でも数値にむらがあることがわかり、同行した南川秀樹・環境次官は「同心円状の警戒区域にこだわらず、数値の低いところは早く処理を進めるなど具体的な方針を考えたい」と話した。同省は8月下旬から本格調査を実施したい意向だ。
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