かんぽの宿メンバーズカードの会員でもあるが、今年の12月20日をもって全国51宿中11カ所が閉所するとの知らせがあった。そこで鉄分補給も兼ねて長野県のかんぽの宿諏訪に1泊の旅にでた。
最寄りの中央東線石和温泉駅から出発、初日は宿に泊まるだけなので午後の電車で出かける計画である。乗るのは高尾発小淵沢行きで石和温泉13時05分発だが、その前に特急あずさ13号の通過を見送る。
乗る予定の列車が来ました。
途中の日野春にて次の特急あずさ15号を退避、ここにはSL時代の給水塔が残っています。
乗ったのは小淵沢止まりで14時丁度に同駅2番線着、乗り継ぐ同駅14時05分始発松本行は隣の小海線用ホーム3番線から、幸い駅舎改築時にエレベーターが跨線橋に付いたので足が不自由な者にも楽に移動できる。
上諏訪2番線に到着、改札口がある1番線へ渡る跨線橋にはエレベーターがない。ホテルの送迎車の時間には余裕があるので待合室奥の喫茶店でコーヒーで軽いお昼とする。その間に1番線に入ってきた上り列車はモハ211-1ではないか。211系の0番台はセミクロス座席なのだが、めったにこの系0番台に乗り合わすことがない。
送迎車は駅舎の反対、諏訪湖口である。駅舎の外側にエレベーター付きのこ線橋があり、その点はラッキーでした。送迎車の利用者は私ども夫婦の他に一人、あと一組の予約があるそうだが10分ほど待っても現れなかった。
2日目
チェックアウト時に新しい会員証をもらい、ガイドブックも新しくなっている。
送迎車で上諏訪駅の東口まで送ってくれる。一つ先の下諏訪を訪れてみたく跨線橋を渡って下りホームへ、3番線に当駅始発のJR東海313系の豊橋行が待っていた。飯田線を各駅停車で11時間弱で走り切るのだ。辰野まではJR東日本の運転手が担当するとのこと。
一駅乗って下諏訪下車、駅近くの郵便局で旅行貯金と風景消印のはがきを自宅宛てに出す。局前の踏切を渡り、駅周辺を一回りする。改札を入ると「万治の石仏」とか「信濃国一之宮御用??」のわら細工が展示してある。
11時22分発の高尾行に乗る。富士見を過ぎると左側に中央東線が単線だった時の鉄橋や中央道の橋が眺められる。この電車にこのまま乗っていれば石和温泉まで行けるのだが、甲府で途中下車して駅ビルCELEOのパン屋さんにて喫茶軽食を摂る。
甲府13時52分始発の高尾行で石和温泉まで、これが211-3を先頭車とする6両編成。今回の旅でJR東の普通列車はこの区間だけやっと211系0番台のセミクロス車に乗れた。
旅行した月日:2019年11月13(水)・14日(木)
= 終わり =
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