イギリスで新型コロナウイルスの派生株、XEがイギリスで検出され、3月29日
時点で600件の症例が確認されています。
XEはオミクロン株のBA・1と置き換わりが進んでいるBA・2の遺伝子が混合
しているそうです。感染力はBA・2より10%ほど高いそうですが、ワクチン
の有効性などは今後確認されるそうです。
せっかくまん延防止等重点措置が解除されたのにまた措置が取られるようで
あれば各方面で悪影響が出るのは確実です。XEがどのような症状をもたらす
のか海外から症例を集め、分析することで備えてほしいです。あとはマスコミ
などがどのように伝えるかも重要です。正確な情報で冷静に分析できる環境が
この国では必要です。
岸田文雄総理は記者会見で、ウクライナに侵攻しているロシアへの追加制裁を
発表しました。エネルギー分野まで踏み込んだものになっていますが、
代替品の見込みが立っていても調達費用が高くなれば、日本も厳しい立場に
追い込まれる恐れがあります。
ドイツがノルドストリームの建設により、ロシアからのガス供給を増やし
過ぎたために窮地に追い込まれています。日本はドイツほどロシアへの
エネルギー供給に依存していませんが、サハリン2プロジェクトの停止まで
迫られた場合も考える必要があります。
どこも石炭や石油ほど環境に影響を与えない天然ガスを欲しています。日本
にどこまで天然ガスに対して支出できるか、新しいエネルギー供給技術を開発
するための支援ができるかどうか分かりませんが、海外の動きに左右されない
ような仕組みを構築することも重要になります。
今日開催予定だった甲子園球場での阪神×横浜DeNA3回戦がDeNAの選手・
スタッフ複数名に新型コロナウイルスの感染が確認されたため、中止となり
ました。明日横浜スタジアムで開催予定の中日戦は当日開催可否を判断する
とのことです。
Jリーグなど多くのスポーツで複数の感染者が確認されたため、中止となる
事例が見られます。感染症法上での分類などを勘案すればやむを得ない判断
ですが、集団で行動することが多い競技ですとBA.2への置換などによる影響
で今後も同様の判断が下されることが予想されます。
後遺症の治療法の確立などが進めば第2類からの指定替えもあるでしょうが、
政府の動きを見るとそれどころではないという空気を感じます。ワクチン接種
も進んでいるとは言えませんし、現状維持が続くとみていいのでしょうか。
昨日開幕からの連敗を9で止めた阪神ですが、今日はあと1球というところで
伊藤将司投手が横浜DeNAの牧秀悟選手に同点タイムリーを打たれ、延長12回
には大和選手に勝ち越しタイムリー、大田泰示選手には走者一掃の二塁打を
打たれ、1-6で敗れました。
ただ今日に関しては試合そのもの以外にもファンが見せた行為で球審が注意
するなど後味が悪い一日となりました。せっかく定員まで収容することが
できるようになったのに、こうした行為をすれば後退する恐れがあります。
明日以降ファンによる問題行為が発生しないことを願っています。
日本サッカー協会は鈴鹿ポイントゲッターズの社長・オーナー・元役員への
処分を発表しました。八百長行為があったかどうか審議された結果ですが、
それに対して元役員の塩見大輔氏が不満を表明しています。
塩見氏はツイッターで当時の状況や今後の予定をツイートしています。
現在分単位で更新されており、明日以降どうなるか波乱含みです。もし新たな
事実が公表されるようであれば、鈴鹿の経営にも直撃は避けられません。
三浦知良選手が加入し、観客も増加するなどいい話題が続いていただけに
まだ問題が残されているのであれば膿を出し切ってほしいところです。
福島県沖や千葉県北西部を震源とした地震が起きました。震度4や震度3だと
「揺れた」という感覚がありますし、その日の内に続くと「またあるのでは」
と不安になります。
東日本大震災の余震がまだ続いているのか、それとも別の原因があるのか、
どちらにしても備えは欠かせないと思いたいです。
今日から新年度になりましたが、新型コロナウイルスの影響が強くなって
きました。東北楽天×福岡ソフトバンクで、楽天の先発則本昂大投手に陽性
反応が出たため、涌井秀章投手が急遽先発を務め、6回1失点と好投しました。
また3日の巨人×阪神で始球式を務める予定だった尾上松也さんが陽性判定と
なり、始球式が取りやめとなりました。サッカーでもJ3第4節、八戸×沼津と
岐阜×鳥取が中止になりました。
新型コロナウイルスを感染症法上の分類を第2類から第5類にしてほしいと
見直しを訴える関係者もいます。それができれば試合中止など影響が軽減
されるでしょうが、後遺症や死因の分析など見直しを図るために議論を深め
今後の状況次第で迅速な対応ができるか、というところが重要になります。
迅速さや決断力が求められるだけに政府が実際動くかどうか分かりませんが
国民の不安を減らすために何らかの行動を起こしてくれるとうれしいです。
選抜高校野球決勝が行われ、大阪桐蔭が18-1で近江を下し、4年ぶりの春制覇
を果たしました。不戦勝となった試合もありましたが、大阪桐蔭の総合力は
他の追随を許しませんでした。
近江の山田陽翔投手は先発で登板したものの、3回途中で降板しました。開幕
直前での代替出場からの決勝進出だけでも快挙ですから、まずは十分休養を
とってください。そして夏また甲子園に戻ってきてほしいです。
選抜高校野球の準決勝が行われ、大阪桐蔭が13-4で国学院久我山を、近江が
5-2で浦和学院を下し、決勝に進出しました。
近江は新型コロナウイルス感染者が出た京都国際に代わって出場し、決勝に
進みました。代替出場校の決勝進出は初めてですが、心配なのは山田陽翔投手
です。1週間の球数制限のため決勝は116球が限度になります。体のことを
考えると無理はさせられませんが、4戦連続先発登板しているエースに2番手
以降の登板を強いるのは心情的に難しいかもしれません。
4年ぶりの春制覇を狙う大阪桐蔭が有利でしょう。それでもケガから復調した
山田投手の思いが実を結ぶところも見たいです。明日の決勝が素晴らしいもの
になることを期待したいです。
FIFAワールドカップアジア最終予選最終節が埼玉スタジアムで行われ、日本
代表はベトナム代表と対戦し、吉田麻也選手のゴールで追いつき、1-1の引き
分けに終わりました。
今回はサブ組が中心でしたが、ベトナムに攻め込まれる時間もあればベトナム
陣内に攻め込もうとしても精度を欠く攻めが多かったように見えました。出場
時間が少ないため連携を取りづらかったこともありますが、カタールでベスト
8に進出するには心もとない内容でした。
森保一監督がこの試合を通じ何を感じたのか、やはり固定メンバーでいこうと
思えばベスト8進出は簡単なことではありません。骨っぽい相手と強化試合が
できればいいのですが、マッチメイクがうまくいかなければ不安が先行します。
日本銀行は指定した利回り0.25%で国債を無制限に買い入れる措置を行い、
明日から31日にかけて連続指値オペを行うことを発表しました。
アメリカなどでは金利上昇に備えた動きが出ていますが、日本では金融緩和策
が続いています。日本銀行の措置もその一環でありますが、日本とアメリカと
の金利差が拡大することで資金が海外に流れることが懸念され、6年7カ月
ぶりに1ドルが125円まで下がりました。
日本銀行が打てる手が限られているのであれば、当分金利差が縮小することが
ないでしょうから円安は続きます。また財政上の理由で金利上昇が難しければ
円安による幅広い分野での値上げや財政再建のための増税などが待ち構えて
います。政府や与野党がこのことをどのようにとらえているのか、真剣な議論
や対応が待たれます。
ドバイワールドカップデーはドバイターフがパンサラッサがロードノースと
同着優勝、ドバイシーマクラシックがシャフリヤールが優勝しました。日本
から22頭出走し、5レース制したのですから、来年も多くの競走馬がドバイに
向かうでしょう。高額賞金に日本でもGIを制した外国人騎手に騎乗してもらう
ことができるので今年勝つことができなかったレースも制すことができるかも
しれません。
そして高松宮記念ではナランフレグが優勝しました。ダートでは多くの名馬を
出してきたゴールドアリュール産駒はこれが芝GI初勝利、丸田恭介騎手・
宗像義忠調教師にとってうれしいGI初勝利となりました。デビュー16年目で
GIを制した丸田騎手はインタビューで涙を流し、感情をあらわにしました。
外を回して勝ってきたナランフレグに内をつく競馬を教え、高松宮記念で
実らせたのですから、宗像調教師もうれしいはずです。ナランフレグが
新しいゴールドアリュール後継種牡馬として活躍できる機会が与えられる
ことを願わずにはいられません。
ドバイではU-23世代が対戦するサッカーのドバイカップと世界各国から強豪が
集結するドバイワールドカップデーが行われています。
ドバイカップは大岩剛監督のU-21日本代表がU-23カタール代表と対戦し、
斉藤光毅選手と山本理仁選手のゴールでカタールに0-2で勝ち2連勝しました。
ドバイワールドカップデーはバスラットレオンがゴドルフィンマイル、
ステイフーリッシュがドバイゴールドカップ、クラウンプライドがUAEダービー
を制しました。海外勢では最多の22頭が出走しているのも納得の成績を残して
います。これから行われるレースでどれだけ勝てるのか期待しています。
プロ野球が開幕しました。昨年パ・リーグを制したオリックスは山本由伸投手
が8回9奪三振と好投、打線も期待に応え、12年ぶりに開幕戦を勝ちました。
昨年日本一になったヤクルトも7点差を逆転し、阪神に10-8で勝ちました。
相変わらず打線は強力ですが、心配なのは阪神です。先発の藤浪晋太郎投手
が7回3失点とまとめましたが、抑えのケラー投手がいきなり被弾するなど
後ろが不調なのがこの先響かなければと気になります。
そして新監督同士の対戦となった福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの一戦は
ガルビス選手の逆転満塁弾でソフトバンクが4-1で勝ちました。日本ハムも
継投で試合を作っていましたが、これが1年続くのかどうか、BIGBOSS監督は
「一度は1軍で使う」と話していますが、使わざるを得ない展開にならない
ことを願いたいです。
FIFAワールドカップアジア最終予選第9節が行われ、日本はアウェーでの
オーストラリア戦を2-0で勝ち、7大会連続7回目の出場を決めました。
前半は好機があったものの、あわやオーストラリアにカウンターを決められる
場面や山根視来選手のオウンゴールがVARの結果その前のファウルで取り消さ
れる場面などハラハラする時間が長かったように感じました。
後半に入り落ち着いた試合運びができるようになり、途中出場の三笘薫選手が
2ゴール決め、カタール行きが決まりました。
DAZNで解説していた中村憲剛さんも感慨深げに三笘選手とのインタビューを
行うなど、スタジオには充実感が漂っていました。この試合はDAZNとラジオ
のニッポン放送での中継となりましたが、DAZNで解説を務めた岡田武史さん
や内田篤人さんの話も面白かったですし、個人的には言うことはありません。