有馬記念は4番人気のジェンティルドンナが優勝しました。これでGI
7勝目、見事に有終の美を飾りました。
3歳牝馬三冠など早い時期から活躍し、今年もドバイシーマクラシック
を制したのですが、3連覇がかかったジャパンカップでは4着に終わる
など昨年ほどの力を見せることが難しくなったように思えました。おまけに
初の中山ということで、おそらく合わないのでは、とも感じました。
それが25日の抽選で真っ先に引いてくれたのを生かして4番枠を指名し、
戸崎圭太騎手が生かし、道中はリラックスさせることに成功しました。
そして最後の直線もトゥザワールドの猛追を振り切り、史上5頭目の牝馬
での優勝を果たしました。これには頭を下げるほかありません。
来年からは繁殖入りしますが、産駒がどこまで母に近づくことができるのか
注目されるのは必至です。これから始まる大事な仕事、長い目で見守って
あげてほしいです。