選抜高校野球決勝が行われ、大阪桐蔭が18-1で近江を下し、4年ぶりの春制覇
を果たしました。不戦勝となった試合もありましたが、大阪桐蔭の総合力は
他の追随を許しませんでした。
近江の山田陽翔投手は先発で登板したものの、3回途中で降板しました。開幕
直前での代替出場からの決勝進出だけでも快挙ですから、まずは十分休養を
とってください。そして夏また甲子園に戻ってきてほしいです。
選抜高校野球の準決勝が行われ、大阪桐蔭が13-4で国学院久我山を、近江が
5-2で浦和学院を下し、決勝に進出しました。
近江は新型コロナウイルス感染者が出た京都国際に代わって出場し、決勝に
進みました。代替出場校の決勝進出は初めてですが、心配なのは山田陽翔投手
です。1週間の球数制限のため決勝は116球が限度になります。体のことを
考えると無理はさせられませんが、4戦連続先発登板しているエースに2番手
以降の登板を強いるのは心情的に難しいかもしれません。
4年ぶりの春制覇を狙う大阪桐蔭が有利でしょう。それでもケガから復調した
山田投手の思いが実を結ぶところも見たいです。明日の決勝が素晴らしいもの
になることを期待したいです。
FIFAワールドカップアジア最終予選最終節が埼玉スタジアムで行われ、日本
代表はベトナム代表と対戦し、吉田麻也選手のゴールで追いつき、1-1の引き
分けに終わりました。
今回はサブ組が中心でしたが、ベトナムに攻め込まれる時間もあればベトナム
陣内に攻め込もうとしても精度を欠く攻めが多かったように見えました。出場
時間が少ないため連携を取りづらかったこともありますが、カタールでベスト
8に進出するには心もとない内容でした。
森保一監督がこの試合を通じ何を感じたのか、やはり固定メンバーでいこうと
思えばベスト8進出は簡単なことではありません。骨っぽい相手と強化試合が
できればいいのですが、マッチメイクがうまくいかなければ不安が先行します。
日本銀行は指定した利回り0.25%で国債を無制限に買い入れる措置を行い、
明日から31日にかけて連続指値オペを行うことを発表しました。
アメリカなどでは金利上昇に備えた動きが出ていますが、日本では金融緩和策
が続いています。日本銀行の措置もその一環でありますが、日本とアメリカと
の金利差が拡大することで資金が海外に流れることが懸念され、6年7カ月
ぶりに1ドルが125円まで下がりました。
日本銀行が打てる手が限られているのであれば、当分金利差が縮小することが
ないでしょうから円安は続きます。また財政上の理由で金利上昇が難しければ
円安による幅広い分野での値上げや財政再建のための増税などが待ち構えて
います。政府や与野党がこのことをどのようにとらえているのか、真剣な議論
や対応が待たれます。
ドバイワールドカップデーはドバイターフがパンサラッサがロードノースと
同着優勝、ドバイシーマクラシックがシャフリヤールが優勝しました。日本
から22頭出走し、5レース制したのですから、来年も多くの競走馬がドバイに
向かうでしょう。高額賞金に日本でもGIを制した外国人騎手に騎乗してもらう
ことができるので今年勝つことができなかったレースも制すことができるかも
しれません。
そして高松宮記念ではナランフレグが優勝しました。ダートでは多くの名馬を
出してきたゴールドアリュール産駒はこれが芝GI初勝利、丸田恭介騎手・
宗像義忠調教師にとってうれしいGI初勝利となりました。デビュー16年目で
GIを制した丸田騎手はインタビューで涙を流し、感情をあらわにしました。
外を回して勝ってきたナランフレグに内をつく競馬を教え、高松宮記念で
実らせたのですから、宗像調教師もうれしいはずです。ナランフレグが
新しいゴールドアリュール後継種牡馬として活躍できる機会が与えられる
ことを願わずにはいられません。
ドバイではU-23世代が対戦するサッカーのドバイカップと世界各国から強豪が
集結するドバイワールドカップデーが行われています。
ドバイカップは大岩剛監督のU-21日本代表がU-23カタール代表と対戦し、
斉藤光毅選手と山本理仁選手のゴールでカタールに0-2で勝ち2連勝しました。
ドバイワールドカップデーはバスラットレオンがゴドルフィンマイル、
ステイフーリッシュがドバイゴールドカップ、クラウンプライドがUAEダービー
を制しました。海外勢では最多の22頭が出走しているのも納得の成績を残して
います。これから行われるレースでどれだけ勝てるのか期待しています。
プロ野球が開幕しました。昨年パ・リーグを制したオリックスは山本由伸投手
が8回9奪三振と好投、打線も期待に応え、12年ぶりに開幕戦を勝ちました。
昨年日本一になったヤクルトも7点差を逆転し、阪神に10-8で勝ちました。
相変わらず打線は強力ですが、心配なのは阪神です。先発の藤浪晋太郎投手
が7回3失点とまとめましたが、抑えのケラー投手がいきなり被弾するなど
後ろが不調なのがこの先響かなければと気になります。
そして新監督同士の対戦となった福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの一戦は
ガルビス選手の逆転満塁弾でソフトバンクが4-1で勝ちました。日本ハムも
継投で試合を作っていましたが、これが1年続くのかどうか、BIGBOSS監督は
「一度は1軍で使う」と話していますが、使わざるを得ない展開にならない
ことを願いたいです。
FIFAワールドカップアジア最終予選第9節が行われ、日本はアウェーでの
オーストラリア戦を2-0で勝ち、7大会連続7回目の出場を決めました。
前半は好機があったものの、あわやオーストラリアにカウンターを決められる
場面や山根視来選手のオウンゴールがVARの結果その前のファウルで取り消さ
れる場面などハラハラする時間が長かったように感じました。
後半に入り落ち着いた試合運びができるようになり、途中出場の三笘薫選手が
2ゴール決め、カタール行きが決まりました。
DAZNで解説していた中村憲剛さんも感慨深げに三笘選手とのインタビューを
行うなど、スタジオには充実感が漂っていました。この試合はDAZNとラジオ
のニッポン放送での中継となりましたが、DAZNで解説を務めた岡田武史さん
や内田篤人さんの話も面白かったですし、個人的には言うことはありません。
ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン形式で国会演説を行いました。
ゼレンスキー大統領はウクライナを支持している国の議会でオンライン演説を
行っており、日本もその対象でした。
ゼレンスキー大統領の演説を聞いた国会議員が今後どのような行動を起こす
のか気になるところです。ウクライナへの支援はもちろん、国連改革、
万が一ロシアが強硬策を取った場合の対応など難問だらけです。
実際日本だけでは実現しづらいものもあります。それでも国際社会で貢献
するためには口先だけではなく行動が必要になってきます。岸田文雄内閣に
その覚悟があるのかどうか、国内外から注目されていることは認識して
ほしいです。
東京電力や東北電力の管内で懸念されていた電力逼迫状況が緩和されつつ
あります。明日は今日よりは気温も上がるため暖房需要も今日ほどはない
と思われるだけに、まずは一安心といったところでしょうか。
ただ地震の被害を受けた発電所が復旧するまでには時間がかかります。復旧
までの期間が長くなれば今度は冷房需要による停電も考えられるだけに、
発電所の復旧のほかに電力を使わない暮らし方などを模索する必要があり
ます。
中長期的には家庭内発電・蓄電システムの普及などで停電に備えることも
一考に値します。地震の規模や震源地からの近さなどにより今後も発電所が
被害を被ることがあるだけに、国・自治体から個人レベルにおいて準備して
おかなければ、と思います。
東京電力ホールディングス株式会社と東京電力パワーグリッド株式会社は
連名で、16日の地震などにより供給が減るのに対し、寒さにより電力需要が
急増することを懸念し、ホームページなどで節電などの協力を求めています。
原子力発電の再開にはいくつかの関門があり、自然に頼ることも限度がある
のも分かります。できる限り電力を使わないようにするしかなさそうです。
これからも地震などにより発電所の機能が停止することが予想できます。
その時どのような対応ができるのか、今から想定しておくことも必要では
ないでしょうか。
昨日の若葉ステークスでのインタビューなどネットでの炎上が増えている
岩田康誠騎手が今日もインタビューに登場しました。スプリングステークスで
ビーアストニッシドで逃げ切り、どうなるかと思ったのですが、冷や冷や
しました。
中継の放送時間内に収まり切らず、グリーンチャンネルでインタビューの
模様が流れましたが、阪神大賞典のインタビューが1分30秒に対し、4分7秒と
かなりの時間が割かれました。
確かに今年の岩田騎手は重賞3勝など好調ですが、ガッツポーズなど苦言を
呈されることも珍しくありません。ただ本人はネットでの反応を意識して
おり、今後どのような変化を見せるか見守ることも必要なのでは、と思い
たいです。
日本サッカー協会はヴィッセル神戸の大迫勇也選手と浦和レッズの酒井宏樹
選手がワールドカップアジア最終予選メンバーを辞退し、シント=トロイデン
の林大地選手と名古屋グランパスの中谷進之介選手を追加招集することを
発表しました。
神戸と浦和はAFCチャンピオンズリーグに出場するため、厳しい日程が組ま
れています。その上万全でない状態で出場すればどこかで休まざるを得なく
なります。大迫選手も酒井選手もチームには欠かすことができない立場なので
どのように対処するかが気になります。
残る試合はアウェイのオーストラリア戦とホームのベトナム戦です。森保一
監督はメンバーを固定して試合を進めてきただけに、手腕が問われます。
午後から雨が降り始め、夜になり雨脚が強くなりました。運悪く横浜市の
ニッパツ三ツ沢球技場ではJ1第5節・横浜Fマリノ×鳥栖が19時から行われ、
時間が進むにつれ、ピッチコンディションが悪化していきました。
ボールを蹴っても前に飛ばず、ミドルシュートで得点しようにも風が強く、
双方思うようなプレーができなかったのが惜しいです。GK朴一圭選手は
インタビューで体が冷えたことを話したぐらいですから、選手やスタッフ、
サポーターの皆さんが体調を崩さないことを祈りたいです。
この試合には6代目チェアマンに就任したばかりの野々村芳和・コンサドーレ
札幌前会長が視察に訪れていました。これからJ3までの全58クラブを視察に
訪れる予定ですが、雨でも快適に応援できる環境作りも考えてくださると
うれしいです。
昨夜宮城県や福島県で震度6強など広い範囲で地震が観測されました。
ショックなどによる死者も出ています。地震発生時でのショックでは救急車
の到着が遅れ、救命活動を行うにも助ける側も被害に遭う恐れがあるだけに
投薬治療によりショックが発生する可能性を低下させることが重要になる
のでしょうか。
そして東北新幹線の那須塩原駅から盛岡駅の間が少なくとも21日まで運休
することになりました。東北自動車道や常磐自動車道でも被害が出ており、
臨時の航空便を出すなどの対応に追われています。
JR東日本やNEXCO東日本は比較的財務基盤がしっかりしていますが、
地震による被害が続くと負担もかさんでしまいます。国による支援にも
限度がありますし、将来は料金の値上げなどに反映させるしかないのかも
しれません。