4月30日

安倍晋三総理は5月7日以降も緊急事態宣言を続ける意向を示しました。東京都の
感染者が46人と減少傾向にあるのに対し、北海道では41人、うち札幌市で27人の
感染者が確認されるなど、予断を許さない状況が続いています。
経済活動の停滞による企業の倒産など、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を
どこまで防ぐことができるのか、様々な支援策の立案・施行が求められます。社会不安
につながらないようあらゆる分野に注意を払ってほしいです。

4月29日

東京都の新型コロナウイルスの感染者が47人と発表されました。先週の水曜日より
少なくなりましたが、これを外出自粛などによるものか、他の要因によるものか専門家
らの分析が必要ではないでしょうか。
アメリカの1～3月のGDPが前年比年率換算で4.8％減少しました。経済のことを考えると
各国が出しているロックダウンなどによる外出禁止や自粛を解除し、徐々に活動を再開
したほうがいいでしょう。しかし、それで感染ペースが再加速した場合、すぐに禁止や自粛を
求めることができるのか、専門家の分析能力やリーダーシップが重要になるため、結論は
慎重に出してほしいです。

4月28日

厚生労働省は新型コロナウイルスの重症化の前兆となる緊急性の高い症状を
確認できるリストを公表しました。検査を受けられるガイドラインを遵守し、その
間に症状が悪化し、亡くなる方がいましたし、遅ればせながらリストを公表する
ことで行動を起こしやすくなるはずです。
ただ、検査や医師の診察を迅速に受けられるかどうか、まだ準備ができていない
地域がないことを祈るしかありません。日本医師会の釜萢敏常任理事は緊急事態
宣言の延長を求めており、医療機関などへの負担は当分かかってしまいます。
治療の遅れによる重症化を防ぐために、関係機関の連携の確認が重要になります。

4月27日

東京都の新型コロナウイルスの感染者が39人と発表されました。緊急事態宣言が
発令され、外出する人が減ったことが実を結び始めたのか、検査する機関が休んで
いたから少なめにいたから、と言われています。
このまま収束に向かえば出口戦略が語られるようになります。海外でも経済正常化
に向け、経済活動の一部再開など少しずつ動いています。生きるためにはどこかで
動き始める必要がありますが、動きたくても動くことが難しい産業もあります。
そのあたりの区分けなどは国や自治体の仕事になりますが、動くにしても止めるに
しても安心できる形を提示してくれるとうれしいです。

4月26日

東京都は26日に感染者が72人確認されたと発表しました。感染者数が2桁に
なるのは13日以来13日ぶりです。全国的な移動自粛を求める動きが功を奏した
のか、気温や湿度などの変化が減少につながったのか、分析する必要があります。
また、PCR検査の少なさも気になるところです。軽症者の受け入れ施設はあるとは
いえ、容態が急変した場合に対応できる医療従事者が少なければ感染者の重症や
医療従事者への負担につながることもあるだけに、PCR検査の拡充と医療体制の
再確認はセットで行うのが望ましいです。
あと、このまま感染者が減少し、緊急事態宣言が解除となってもどこまで活動を再開
すればいいのか、という基準も必要になります。高校総体が中止になり、アニメや
バラエティ番組も総集編や再放送になるなど検討する範囲は広範囲にわたります。
安心して使用できるワクチンや治療薬が世に出るまでは限定的な活動にせざるを
得ないでしょう。そして、経済指標などをもとに追加策の立案・施行も視野に入れて
ほしいです。

4月25日

新型コロナウイルスの影響で大型連休での移動が昨年と比べて大幅に減っています。
それでも、感染者が多く出ている地域からの移動を控えてもらおうと鎌倉市が広告を
出すなど、多くの自治体が移動を抑えようと懸命に動いています。
大型連休での移動が多くなれば全国に感染が拡大すると言われています。この2週間
を乗り切れば、緊急事態宣言の期間が延長されてもそう長くはならないかもしれません。
しかし、この期間そして連休明けに気を抜けば感染者が増加してしまいます。
もし、感染者の増加を抑えることに成功しても、次は新型コロナウイルスの知識の更新が
必要ではないでしょうか。紫外線で不活性化するなどの情報が正しいのかどうかなど、
常に最新情報の真偽を分析し、正しいものを把握し、国民に知らせることも重要なことだと
思います。冷静に向き合えるように内への対応も鍵となるのではないでしょうか。

4月24日

大型連休での移動で新型コロナウイルスの感染が拡大することを防ぐために各県が
動いています。東北6県や新潟県、北関東3県では移動や外出の自粛を求めるメッセージ
を出し、岡山県では山陽自動車道下り線の瀬戸パーキングエリアで来県者らへ検温を
行うと発表しました。
新型コロナウイルスがどのような性質を持っているのか、刻々と新しい情報が入っていますが、
それが国や自治体で共有されているのか気になります。外出しないことが感染拡大を防ぐには
必要なことですが、終息した時に都道府県の間に感情的なしこりが残らないか心配です。
マスコミがなぜ必要かなど適切に伝えてくれればいいのですが、一時の関心を集めるために
報道の仕方を誤るなどすれば、と不安になります。正しく恐れることとは何なのか、マスコミが
伝えるのが難しければ、自分たちで勉強するしかないかもしれません。

4月23日

岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。63歳でした。
乳がんで放射線治療を受けている時に感染し、経過観察中に容体が悪化、ICU
での治療も及びませんでした。家族や「はなまるマーケット」で一緒にお仕事を
した人の悲しみのコメントを読むと、改めてこのウイルスの恐ろしさや一気に
命を奪うことへの腹立たしさしか出てきません。お孫さんにも元気に働いている
ところを見せたかったはずです。謹んでお悔やみ申し上げます。
残念なのが、岡江さんの息子と称し、Youtubeに動画を上げている人が複数いる
ことです。Youtuberによる競争が激化していますが、ここまでして視聴回数を
増やしたいのかと思うと、人間の嫌な部分を見せられ、悲しくなります。

4月22日

専門家会議に参加した専門家の方々が記者会見を行いました。そこで北海道大学の
西浦博教授が「1年付き合う必要はある」と述べました。日本医師会の釜萢敏常任理事
は「報道ステーション」で「感染者が100人前後まで減ることが基準」と述べましたが、
それで緊急事態宣言が解除されても、再開できない産業も多数あるのは確かです。
「クローズアップ現代+」でオーケストラやアイドルの方が出演し、文化産業の今後などを
語っていましたが、当分は従来の方法では興行できなさそうです。平田オリザさんは
「ライブ配信を海外の皆さんに見てもらい、乗り切るつもり」と話しましたが、無観客での
公演もできず、過去の名作のストックも切れた事態に追い込まれるのが怖いです。
大阪府のように支えようとする自治体もありますが、どこかで何らかの援助や方式を
発表・実行しないことには事業休止に追い込まれるところも増えるのではないでしょうか。

4月21日

厚生労働省は不良品が相次いで発見された妊婦向け布マスクの配布を中止することを
決めました。しかし、全戸に配布される布マスクにもカビなどの不良品が見つかっている
と毎日新聞が報じています。
また、日刊ゲンダイでは、発注先と契約内容の一部が掲載されています。配布前から酷評
されていた布マスクが不良品だらけではかえって健康が損なわれるのでは、と不安に
なります。
466億円をかけて布マスクを配布するのですから、早急に問題点を洗い出して解決して
ほしいです。また、国会でも議論してほしいです。ただ、今日も病院などで集団感染が
報じられています。東京都では感染者が先週より減りましたが、検査が進んでいなければ
信用していいのか、と思ってしまいます。国民の命を守るために与野党ともにやることの
順番を間違えないようにしてください。

4月20日

10万円給付の概要が決まりました。早ければ5月から給付が始まりますが、
閣僚などに給付を受けるかどうかを聞くのはどうかと思います。閣僚など
聞かれた側は「もらいます」とは言いにくいですし、「もらいます」と言おう
ものなら批判にさらされる恐れがあります。
給付を受ける受けないを聞くぐらいなら、国民の不安を解消できるような
質問をしてほしいです。全国の警察で4月中旬までの1か月間で取り扱った
変死体のうち、11人が新型コロナウイルスの感染が確認された、というのが
気掛かりです。医療崩壊が現実のものになってしまったのか、その他の理由
があるのか、自分がそうなるかもしれないだけに記者には思い切った質問を
お願いします。

4月19日

第８０回皐月賞が中山競馬場で行われ、昨年ホープフルステークスを制したコントレイルが
朝日杯フューチュリティステークスを制したサリオスを２分の１馬身抑え、無敗で一冠目を
制しました。
勝利騎手インタビューで福永祐一騎手が自らの騎乗ぶりを振り返っていましたが、１番枠から
後方に下がりながらも、４コーナー手前から外に持ち出し、先に抜け出したサリオスをかわす
のを見ると、余程のことがなければ日本ダービーも勝つことができるのでは、と強く感じさせ
ます。
そうは言っても、２着のサリオスも400mの距離延長も問題なくこなし、負けて強しの競馬を
見せてくれました。きょうだいの実績から2400mに延びるのは歓迎ではないかもしれません。
それでも、ダミアン・レーン騎手との呼吸もピッタリ合い、3着のガロアクリークを3馬身半
離しましたから、逆転も無理な話ではありません。まずは、新型コロナウイルスの感染が拡大
しないことを切に願うばかりです。

4月18日

第22回中山グランドジャンプが行われ、圧倒的1番人気のオジュウチョウサンが
不良馬場ももろともせず、障害GI7勝目を飾りました。途中飛越の際にのめるような
ところもありましたが、最終障害の前には先頭に立ち、2着メイショウダッサイ以下を
抑えました。
ただ、残念なことに2番人気のシングンマイケルが最終障害を飛越した直後、前のめりに
なり、倒れたまま動かなくなりました。診断の結果、頚椎関節脱臼が死因と発表されました。
勝ち時計が5分2秒9もかかるタフな馬場が体力を奪ってしまったことも一因となって
しまったのでしょうか。オジュウチョウサンも相当疲弊しているはずです。まずは疲れを
とって、ターフに戻ってきてほしいです。

4月17日

安倍晋三総理が記者会見を行いました。10万円の給付などについて説明し、
謝罪をしたものもありました。総理なのですからもっと歯切れよく話してほしい
ですし、様々な行動も遅いのですが、これからは遅れた分まで陣頭指揮で国民を
安心させてほしいです。
あとは、5月6日に緊急事態宣言が解除できるかですが、道のりは平たんではありません。
ドライブスルー検査がようやく始まり、軽症者を収容するホテルの準備もやって完了
した印象で、検査の結果陽性と判定された人が急増した場合、対応しきれるかという
問題があります。それがうまくいかなければ更なる延長や数多くの関係者の疲弊を
招く恐れがあります。ほかにも想定すべきものもありますし、歩みを止めないでほしい
です。

4月16日

緊急事態宣言が全国で発令されることになりました。各地でクラスターが発生している
現状では遅すぎた感がありますが、感染速度を落とすために打てる手は打ってほしい
です。
また、給付に関しても条件付きの30万円から国民一律10万円に変わりそうです。こちらも
早さが重要なのに条件が二転三転し、期待より不安が上回りました。新型コロナウイルスの
感染がどうなるかで、今後の追加策を矢継ぎ早に決め、実行してほしいです。