10月25日

第81回菊花賞が改装前の京都競馬場で行われ、単勝1.1倍の圧倒的人気を背負った
コントレイルがアリストテレスを首差抑え、史上三頭目、史上初の父子無敗での
三冠制覇を果たしました。
初の淀、良でも例年より荒れた馬場、そして3000mということで、福永祐一騎手は
前に馬を置く形で折り合いをつけようとしました。しかし、道中力んでいる様子を
見せ、最後はクリストフ・ルメール騎手との競り合いに持ち込まれました。それでも
抜かせなかったあたりはさすがとしか言いようがありません。
今後はどのレースを使うかですが、今日のレース内容では距離が延びる天皇賞（春）を
使うには精神面での成長が必要でしょう。2000mから2400mが能力を発揮しやすい
ですが、海外遠征をしようにも騎手や調教師、厩務員らの移動は隔離などが伴うため
踏み切りにくいですし、レースが開催されるかどうかも微妙です。矢作芳人調教師や
前田晋二オーナーがどのような選択を行うのか、その時を待ちたいです。