今年3月、収容中のスリランカ人女性が死亡した問題で、出入国在留管理庁は
同局の医療体制などに複数の問題があったとする調査の最終報告書を公表し、
佐野豪俊局長など同局の幹部ら4人の処分を発表しました。
入管施設での外国人への対応が厳しいと指摘する記事を見ますが、十分な
救護措置を取らず死に至らせたのは恥ずかしいことではないでしょうか。
もちろんオーバーステイなどで不法滞在になった外国人への対応は毅然と
行う必要があります。しかし処分が決定するまで外国人の健康は守られる
べきものですし、不法滞在に至った理由などを聴取し、より適切な判断を
下すことも求められます。
東京オリンピックに出場したベラルーシ代表が亡命したことが記憶に新しい
ですが、これからも起こるであろう外国人に関する様々な事態を問題なく
解決に導くことができるのか、国際社会の一員として日本が行うことは山積
しています。
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