１１月１９日

日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。
東京地方検察庁とすればゴーン容疑者の逮捕は世間に対して強烈なアピールが
できるため、内部通報で疑いが出てからは証拠を揃えて結果を出したい思いが
強かったはずです。
そして、日産自動車の株価は夜間取引で急落しました。ゴーン会長の手腕で業績
が回復したため、解任が決まればかじ取り役探しに追われることになります。
ゴーン容疑者ほどの手腕を持っている人が日産自動車にいるのか、電気自動車の
拡販など新時代に対応できなければ再編の標的になりかねないだけに、早急かつ
正しい判断が求められます。