パソコン悪戦苦闘記録

カーニハン著「教養としてのコンピュータサイエンス講義」

 仕事に追われている毎日ですが、ほっと一息つける年末年始休暇(正月休み)が待っています。
 今から、その休暇が楽しみです。

 その正月休み用にと、本を一冊買いました。

 購入した本は、
  ブライアン・カーニハン著
  「教養としてのコンピュータサイエンス講義」

   ~今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識
です。

 この本購入のきっかけは、いつも訪問しているgooブログ「電網郊外散歩道」の記事です。
 同ブログの投稿主 narkejp さんが、この本のことを取り上げて記事にしており、触発されました。

 著者ブライアン・カーニハン氏は、プリンストン大学コンピュータサイエンス学部教授です(今は、現役を退いているかも。)。プログラミング言語の歴史的名著『プログラミング言語C』(通称: K&R本)を書いた人です。
 同氏が同大学で、一般人向けに行っている(行っていた?)講義に基づいているので、専門書の類ではなく、理系でない人でも理解できる内容です。

 第0章の「はじめに」中の「本書の目的」という項目には、次ように記述されています。
 この本は、システムがどのように動作するのかを皆さんが理解できるようにするために、こうしたことすべての背後に横たわる、コンピューティングとコミュニケーションの技術を説明することです。

 ・・・なるほど、そういう目的ですね。
 デジタルテクノロジーの世界は、急速に進歩し、発展し、変化を続けています。だから、たとえ最新のシステムであっても、必然的に一時的な姿に過ぎない、すぐに陳腐化するものではあります。けれども、基本的なアイデア自体は変わりません。基本的なアイデアを理解しておけば、未来のシステムも同じように理解できます。
 本書は、その基本を伝えてくれるものです。
 言い換えると、急速に進歩するテクノロジーの基礎にあるもの、デジタル社会の土台を解説したものです。日本語の書名にあるように、「教養として」の知識、考え方です。

 まだ、読み始めたばかりですが、貴重な正月休みを利用して、完読するつもりです。
 本書のおかげで、デジタルサイエンス分野の一流の教授の大学講義を、直に読むことができます。その分野の一流教授の考え方に触れることができるわけで、これはなんともぜいたくな、そして貴重な読書の機会となります。





 人間は、・・・いえいえ失礼、私は、
多忙さから解放されると、つい怠惰に流されて、貴重な時間を浪費しがちです。特に、正月休みは、ビールやお酒が入るので、なおさらです。
 ですが、今年の正月休みは、この本を読めることを今から楽しみにしています。この本のおかげで、貴重な時間を無駄にすることもなくなる、
 いえ、・・・少なくなる(?)・・・ような気がしています。

 なお、本書は、2022年に第2版が刊行されています。
 私は、2020年に出版された初版を購入しました。2020年と言えば、それほど古くはないから、著述内容もまだ古くはないだろうと、安くで購入できる方を選びました。
 昨日、立ち寄った図書館にも、本書の初版が置かれていました。
 



それでは、また次の記事で
goosyun
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