電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

2013年の旧型ノートPCにUbuntu22.04LTSをインストールしてみた

2024年11月21日 06時00分16秒 | コンピュータ

現在、書斎で使っているメインのパソコンは、Ubuntu Linux 20.04LTS で動作していますが、2025年には保守期限が来てしまいます。そのため、やがてはバージョンアップか本体の買い替えをしなければいけないところです。ですが、まだ Windows 8 の時代だった2016年に購入した本体は、一度ハードディスクを交換しただけでまだ不都合を感じておりませんので、できればもう少し使い続けたいところです。ではすぐに最新の Ubuntu 25 や Ubuntu 24.04LTS あたりに更新するのかというと、Windows 11 が適合するかどうか怪しいのに、最新OSがストレスなく動くのだろうかと疑問も感じます。これは一度別機で試してみる必要があるだろう(*1)ということで、2013年に購入したサブノート ThinkPad Edge E130 という今はロースペックなパソコンに Ubuntu 22.04LTS をインストールし、動作の状況を確かめてみることにしました。

ThinkPad Edge E130 は、Windows10 でのスムーズな動作をすっぱり諦め、少し前に Ubuntu Linux 20.04LTS をインストールし、安定動作を確認(*2)しています。おそらく動作はするだろうけれど、22.04LTS で変更されたウィンドウシステムの影響や、ハード的な能力の問題でどの程度スムーズな動きが実現できるものか、そのあたりがチェックポイントです。

日経のムック本で付録に付いてきた Ubuntu 22.04LTS の DVD を用意し、外付け DVD-ROM を USB 接続して電源を入れ、メーカー Lenovo のロゴが表示されたら Enter して割り込み、起動デバイスを「CD-ROM」(実はDVDだけど)を選んで DVD から起動します。

あとは指示どおり言語「日本語」、キーボード、タイムゾーン等を選び、「ディスクを削除してインストール」で前のOSをきれいさっぱり削除して新規に標準インストールします。

インストールの最中は、音楽や写真、文書作成などのアプリケーションの説明が入ります。このあたり、慣れている人にはあまり興味がない内容でしょうが、初めての人には有益な情報かもしれません。

これでインストールは終了。各種設定も終わって、準備完了です。では、標準ブラウザ Firefox で私のブログを表示してみましょう。

うん、OK だね。ウィンドウシステムも X.org から Wayland に変更されていますが、ブラウザの動作はスムーズです。スクロールがちゃんと追随しますし、メモリ8Gで動作していた Windows10 のような「もっさり感」はありません。もちろん、メモリ16Gで最新機種での動作と比べると切れ味は落ちますが、実用になると判断しました。あとは、実用環境を整備する中でいろいろ気がつくこともあるかもしれませんので、この件、続く。

(*1): Ubuntu20.04LTSを更新するタイミングを考える〜「電網郊外散歩道」2024年10月
(*2): Windows10が過重だったサブノートPCにLinuxを導入し延命を図る〜「電網郊外散歩道」2023年12月

 

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新インクのジェットストリームの率直な感想は

2024年11月20日 06時00分22秒 | 手帳文具書斎

当方、備忘録やダイアリーなどふだんの筆記具はもっぱら万年筆ですが、提出書類に書き込んだり、電話の応対でメモを取るときなどはボールペンです。そうそう、備忘録ノートでも演奏会のメモなどは暗いところでもなぐり書きができるボールペンを使っています。使っているボールペンはジェットストリームとパワータンクを主体に、一部の色はサラサやエナージェルを補う形です。先ごろ、三菱鉛筆からジェットストリームに「ライトタッチ」という触れ込みの新インクが発表され、今までの製品とは異なるデザインで発売されました。これは試しに使ってみなければと思い、海洋プラスチックを使った軸のジェットストリームと間違えたり(*1)しながら、このたび黒の0.7mmを購入し、しばらく使ってみました。

デザインは、まあ好き好きでしょうから、使ってみた率直な感想を。

  • 海洋プラスチックを使った軸と色やデザインが似通っていて、ぱっと見た目が紛らわしい。
  • 「ライトタッチ」と名付けられているが、「滑りすぎない」方向に改善されているのかなあと想像はできるものの、感覚が鈍った老人(^o^;)には気のせいのような印象もあり、滑らかな書き味の点ではそれほど違いはないようだ。
  • むしろインクのボテが少なくなったように感じる。特に新旧2本の黒0.7mmどうしを比較してみると、新インクのほうがダマができにくいようだ。一定の面積を書いて比較すると、新インクのほうが線の太さにムラが少なく、整っている。
  • 書きやすさと視認性の点から言えば、むしろ PowerTank の黒1.0mm がちょうどいいと感じられる。Jetstream の新インクで 1.0mm は発表されていないが、旧Jetstream の 1.0mm でなぐり書きをするときの「手が滑る」ようなスムーズさと、書いた後のインクがところどころボテッと太くなっている箇所が目立つ点が改善されるのかどうかが興味あるところか。

だいぶ前に、コンビニでトイレ休憩をしたときに購入してあった無印良品の再生紙使用A6判ダブルリングノートを見つけ、買い物メモや雑多な覚え書き等に使い始めました。ノートに上等とは思えない再生紙を使うという発想は正直言ってあまり賛成できませんが、ゴムバンド付きでゴムの張力はかろうじて保たれているようです。殺風景な表紙には何かの景品でもらった Dropbox のロゴを貼り付け、元コンピュータ・フリークらしさを残しております。

(*1): ジェットストリームの新インクだと思ったら〜「電網郊外散歩道」2024年7月

 

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晩秋の最上路で「新そばまつり」を楽しむ

2024年11月19日 06時00分12秒 | 散歩外出ドライブ

某日曜日、晩秋の最上路をドライブに出かけました。お目当ては最上町の「最上新そばまつり」で新そばを食べてこようというもの。最上町の赤倉温泉にある旧赤倉小学校の体育館を会場に、第12回目となる催しだそうです。途中、こじんまりとしていますがまだ新しい道の駅で休憩し、簗(やな)場を眺めました。最上小国川はイワナの名所ですので、シーズンには多くの観光客が訪れるところですが、今年の夏の豪雨災害でだいぶ被害にあい、陸羽東線は鳴子温泉〜新庄の区間がまだ復旧していないとのことです。

会場近くには案内の人が立ち、駐車場に誘導してくれました。駐車場から会場の旧赤倉小学校までは最上町のワゴン車が巡回送迎してくれました。このあたりも、手慣れた印象です。

受付で予約していたチケットを受け取り、そば受け渡し所で半券を切り取ってもらい、番号で呼び出しを待ちます。少し待つと呼ばれましたので、さっそく「引き立て、打ち立て、茹でたて」の板そばを受け取ってきました。

量はあまり多くはありませんが、美味しくいただきました。

物産販売コーナーでは、焼き芋を買って食べましたが、これが実に美味しかった。「シルクスイート」という品種だそうですが、甘くてしっとり系。ぽくぽくして喉につかえるタイプではありませんので、来年はわが家でもぜひ植えてみたいものです。

豪雨災害による鉄道の運休で代行バス利用に頼らざるをえない高校生等の人たちには不便な思いをしているでしょうが、これからの厳しい冬の季節をなんとか乗り切ることができるように祈りたいと思います。

 

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紅葉の季節に冬支度を考える

2024年11月18日 06時00分36秒 | 季節と行事

11月も中旬になると、さすがに山々だけでなく里の景色も紅葉が鮮やかになります。我が家の紅葉も赤く色づき、植木屋さんに剪定してもらいすっきりした松の緑と対照的です。地面に落ちた葉が風に舞い、冬の訪れが近いことを感じさせます。

冬支度をするにも段取りが大切ですので、11月〜12月上旬までの当面の作業をリストアップしてみます。

  • 車のタイヤ交換 作業小屋からスタッドレスタイヤを出しておく □
  • 灯油の補充 ホームタンクに補充しておいてもらう ■
  • 給湯設備の雪囲い 屋根からの落雪で埋まらないように □
  • 除雪機の点検整備 販売店に連絡し隔年の定期点検 □
  • 植木の雪囲い 除雪機で吹き飛ばす雪で埋まらないように □
  • 防雪柵の設置 隣家のカーポートに雪氷が飛ばないように □
  • 果樹の雪折れ対策 枝に支柱を立てておく ■
  • 伐採木、剪定枝の焼却 伐採したスモモ花粉樹等を焼却 □
  • 作業小屋の雪囲い 農機具等の格納 □
  • 農業用井戸ポンプの水抜き 凍結防止 □

うーむ、けっこうあるなあ。要領よくやらないと、終わらなくなりそう。特に今年はラニーニャの年なので、「厳冬酷暑」になると予想しています。海水温は高めで水蒸気量は多いので、強い寒気団とぶつかると大雪になる可能性が大。大雪で巣ごもりしていても大丈夫なようにしておく必要がありそう。まあ、干し柿はたくさん作ってあるから甘い物には困らないけれど(^o^)/

 

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白菜はなんとか結球しそうだ〜柿のトーストでお昼

2024年11月17日 06時00分05秒 | 週末農業・定年農業

例年、8月末〜9月初旬に白菜苗を植え付けるのが通例でしたが、今年は9月初旬にひいたひどい風邪、実はマイコプラズマ肺炎のおかげで、9月の前半は農作業が全くできませんでした。そのため、20日も遅くなってから植え付けた白菜が、果たしてちゃんと成長し結球するのかどうか危ぶんでおりました。その後、よその畑の立派な白菜と比べると一回り生育が遅れている感じですが、なんとか結球しそうな様子です。例年ですと11月中下旬に収穫していますが、今年はぎりぎりまで待ってから収穫したいと考えています。ただ、月末になると雨降りが続く年もあり、収穫後の乾燥を考えると頭を悩ませるところです。

先日、妻が外出して一人だけのお昼に、「さわし柿のトースト」を作ってみようと思い立ち、やってみました。要するに食パンにバターを塗り、皮を剥いたさわし柿(*1)をスライスしてパンの上に並べ、オーブントースターで焼いてみたものです。

うん、平核無(ひらたねなし)柿がジャムのようにやわらかになっていて、これはこれで「あり」だなあ。シンプルに柿だけを載せて焼いてみましたが、少しだけ「おみ漬」のような塩分を添えてみるのも甘さが感じられていいかもしれない。何事も実験です(^o^)/

(*1): 「醂(さわ)す」とは渋柿の渋を抜くこと。醂し柿とは、渋を抜いて甘くなった柿のことです。

 

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リビングのTVの更新とWカセットデッキの修理

2024年11月16日 06時00分07秒 | Weblog

過日、妻が「リビングのテレビが映らなくなった」と言いますので、コンセントから電源プラグを抜いてしばらく放電させ、再度プラグを差し込んで電源を入れるなどを試みましたが、残念ながら治りません。電源ボタンを長押ししながら電源プラグを入れ直してリセットさせても、やっぱり映りません。仕方がないので、いつもの「電器屋さん」に連絡、来てもらいました。地域の電器屋さんは、家電オーディオ製品などを一手に引き受けて直してもらっています。今回は、ちょっと不調なパイオニアのダブルカセットデッキも点検修理をお願いしました。

翌日、連絡があり、テレビの方は液晶のバックライトが故障で修理困難というか、残念ながら買ったほうが安いし早いとのこと。購入してから8年で買い替えとなったわけでちょっと早かった気がしますが、妻が楽しみにしている「光る君へ」がリビングで見られないのは困りますので、同等品を購入することにしました。同じシャープのアクオスで同じ32インチの製品が税込56,400円、処分料が 6,000円で計62,400円也でした。もう一つ、ダブルカセットデッキの状況説明があり、これについては新規購入はもう難しいだろうから、可能なかぎり修理してほしいとお願いしました。

数日後、新しいテレビの納品。リモコンの操作も同じなので、全く変わった感じはしません。妻はいつもどおり「光る君へ」を楽しんでおります。私の方はダブルカセットデッキのイジェクト操作がスムーズになったのと、モーターベルトの交換でワウフラッタ等がだいぶ改善されたので、昔の録音が聴けるようになりました。いえ、すでにパブリックドメインになっているクラシック音楽の録音ではなく、昔の家族の声や会話などが入っている生録音や昔シナリオなどで関わったラジオ番組など。こればっかりは、YouTube でも出てきませんからね〜(^o^)/ ちなみに、ダブルカセットデッキの修理代は税込で10,700円。今のご時世、一万円で新品のカセットデッキは買えませんし、修理できて良かった(^o^)/

近年の主な修理歴:

  1. LDプレーヤーは今回も修理でき、オペラ作品のさわりを楽しむ〜「電網郊外散歩道」2021年5月
  2. ONKYOのミニコンポのアンプ、CDプレーヤーは修理できた〜「電網郊外散歩道」2019年4月
  3. テレビアンテナを更新し、ついでにテレビも交換する〜「電網郊外散歩道」2011年5月
  4. 8mmビデオもLDも全部修理できた〜「電網郊外散歩道」2005年7月

 

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パーソナル・レーザープリンタの便利さ

2024年11月15日 06時00分02秒 | コンピュータ

地域の中で役割を持つようになると、ちょっとした要項やお知らせ等を作成しなければいけない(*1)ことがあります。たいていA4判の文書が一枚だけのことが多いので、少ない部数ならば書斎のパーソナル・レーザープリンタで印刷してしまいます。田舎ですのでコピー機が設置してある店まで行くにもけっこう距離があり、わざわざ車でコンビニまで出かけるまでもありません。わが家で使っているのはブラザーのモノクロ機 HL-5380DN ですが、すでに2015年に一度トナーを交換(*2)しており、2010年の購入(*3,4)ですからすでに14年になります。14年! 寿命の短いコンピュータ機器の中にあって、故障知らずでなんとも丈夫なものです。メカニズムは金属製のフレームに組み込まれていて、プラスチックのガワに押し込んだだけの製品とは違うようで、あらためてその耐久性に感心しました。いい買い物でした。

もう一台、リビングの Windows 機の方には、主として年賀状印刷のためにインクジェット式のカラープリンタが設置してありますが、ちょっとした枚数を印刷するだけですぐにインクを交換しなければいけなくなります。かんたんにカラー印刷ができるのは便利でありがたいのですが、モノクロのレーザープリンタの経済性と比べてしまうと、なんだか「がっかり」します。

書斎で文書を作成し印刷し始めると、わが家のやんちゃ猫・李白がやってきてプリンタの動きを眺めます。ときどきちょっかいを出そうとするのですが、「メッ!」と叱られて手を引っ込めます。写真の、いかにも興味津々でやんちゃしそうなこの目つき(^o^)/

(*1): 最近、ワープロソフトで文書を作る機会が増えた〜「電網郊外散歩道」2023年5月
(*2): レーザープリンタのトナーを交換する〜「電網郊外散歩道」2015年10月
(*3): モノクロ・レーザープリンタを発注する〜「電網郊外散歩道」2010年9月
(*4): モノクロ・レーザープリンタが届き、印刷設定をする〜「電網郊外散歩道」2010年9月

 

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パイロットのブルーブラック・インク〜私にとっての意義

2024年11月14日 06時00分59秒 | 手帳文具書斎

パイロット社の万年筆用ブルーブラック(BB)・インクは、私が万年筆を使い始めたときから使っている、最も使用期間の長いインクです。学生時代も同インクを使って講義を書き留めましたが、昭和から平成に変わる頃からパーソナル・コンピュータが身近になり、使う頻度が激減していきました。その理由は、主として使う用紙が上質紙からコピー紙に転換していったために、インクの裏抜けが甚だしい万年筆を避けてもっぱらボールペンを中心とするように変化していったからです。

しかし、2013年にプラチナ社の古典ブルーブラック・インクがコピー紙でも裏抜けしないことを知り、同インクを採用することで再び万年筆を主体とする生活に戻りました。現在も、もっぱら同社の古典BBインクを複数のペンに補充しながら使う形になっています。ではパイロットのBBインクは出番がなくなったのかというと実はそうではありません。30mL の小瓶がもうすぐ空になりそうなので、先日、70mL の容量のものを見つけて喜んでいるほどです。これはなぜか。

実は、パイロット社のBBインクを、1979年から愛用するカスタム・グランディの中字で、裏抜けしないツバメノート等に書くのはすらすらスムーズで、筆跡もはっきりしていて視認性が実によろしい。その点で、得難い美質があると感じています。

要するに、備忘録ノートや便箋など、インクが裏抜けしにくい紙あるいは片面使用が前提の紙に書くなどの用途には問題がないということです。手帳・ダイアリーやメモ用紙などを含めた様々な紙に書くメインの筆記具としては、プラチナ古典ブルーブラックインクの汎用性が断然優れていると感じます。一方で、ツバメノートや便箋など、裏抜けを問題としない限定された用途では、パイロットのブルーブラックインクも活躍の場面があるということでしょう。

 

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「さわす」とは渋柿の渋を抜くこと

2024年11月13日 06時00分02秒 | 季節と行事

当地山形県には「さわし柿」という言葉があり、年配者を中心に普通に使われています。要するに渋柿から渋を抜き、食べられるようにした柿のことです。「さわす」という言葉は、漢字では「醂す」と書くのだそうで、もしかしたら古語が地方ではいまだに残って使われている例の一つなのかもしれません。

渋柿から渋を抜く方法として焼酎を使うアルコール脱渋法のほかに、一定温度の湯につけておく「湯ざわし法」というのもありました。いずれにしろ、渋柿の渋を水に不溶化してしまえば本来の糖度がストレートに感じられるようになります。いわゆる甘柿よりも格段に甘い「平核無」(ひらたねなし)柿は、いわゆる庄内柿の系統のようです。

今年は、第一弾の干し柿を下げ終わってから、次はアルコール脱渋法で「醂し柿」を作りました。季節の営みは日常性の象徴でもあります。干し柿が下がり、醂し柿の封を切る日を数えるのは見慣れた恒例のものではありますが、失いたくない幸福の象徴の一つかもしれません。

 

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今年の実績から新年の手帳ダイアリーを検討する

2024年11月12日 06時00分57秒 | 手帳文具書斎

11月も中旬に入り、そろそろ新年の手帳・ダイアリーについて検討する時期になりました。現在使っている手帳兼用のダイアリーは高橋書店の「フェルテ9」というタイプで、スケジュールは月間カレンダー式、ダイアリー部は見開き7日間のセパレート式、1日あたり7行で左ページに4日、右ページに3日分と余白というシンプルな形です。シンプルなだけに応用がきくようで、7行のうち2行を時系列で行動記録とし、残る5行には文章で記録するという形で、できるだけ簡潔に記載するように心がけています。

ただし、ここ3年間ずっと同じターコイズブルーのカバー色が続きましたので、同じシリーズからレフト式の「フェルテ8」も候補に考えました。カバー色がオレンジ色で、前年までとの違いがハッキリしています。同じシリーズですので万年筆で書く時の紙質の問題もまずまず良好(*1)ですし、問題はフォーマットの違いだけです。行動記録を左ページに、右ページには文章で表すということで、基本的には共通……はたしてそうか?

書店で手にとって比べてみると、右ページの文章で記すところが1日あたり4行に減少するようです。うーむ、今までの実績では、1日4行で足りるのだろうか?

そこで、今年の1月から10月までの305日間で、4行以内に収まった日数と5行書いた日数を調べてみました。その結果、

  • 4行以内に収まったのが146日で、比率は 48%
  • 5行を要したのが159日で、比率は52%

と、ほぼ拮抗しています。ということは、「5行あれば足りるが、4行では足りない」ということになります。結論は、「今年もフェルテ9で行こう」になりました。

で、結局は同じターコイズブルーのカバー色の「フェルテ9」をまた購入してきました。なんだか代わり映えしないなあ(^o^)/

(*1): プラチナ社のブルーブラック、いわゆる「古典ブルーブラック」インクなら細字・中字とも問題ありません。パイロットのブルーブラックは、中字ではもろに裏に抜けます。紙の両面使用できず、ダイアリーには不向きです。

 

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タマネギとピーマンとベーコンのペンネ

2024年11月11日 06時00分10秒 | 料理住居衣服

そういえばまだペンネが残っていたはずと思い出し、お昼にタマネギとピーマンとベーコンでピリ辛のペペロンチーノ風ペンネを作りました。タマネギとピーマンと唐辛子は自家製、ベーコンとペンネは市販のものです。

ヨーグルトはサクランボ「紅さやか」のジャムでいただきます。コーヒーはいつものUCCの117です。

近年は、こうやってお昼に自分で作ったパスタ類を食べる頻度が多くなりました。鷹の爪の量でピリ辛の程度は調節できますし、シンプルにオリーブ油と塩コショウだけで味付けすると、万人向けというよりは自分好みに作ることができます。男子、厨房に入るメリットです。



食後、書斎に戻り、しばらくデスクワークをします。くたびれたら三時のおやつで頂き物の名古屋の「一口ういろう」をお供に、再びコーヒーを。

すっかりお気に入りの味になりました。送っていただく某さんに感謝です。

 

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ハックルベリーのジャムを作る〜今年はミキサーを使ってみた

2024年11月10日 06時00分39秒 | 料理住居衣服

今年もガーデン・ハックルベリーでジャムを作りました。収穫の様子(*1)やジャムの作り方(*2)は以前にも記事にしていますが、今回は時期が遅くなりましたので、やや固くなった皮や種もそのままジャムにするのではなく、ミキサーを使って裏ごしするやり方で作ってみました。ねらいは、つぶつぶ感のある種を噛みしめる歯ごたえよりも、とろっとした滑らかな舌触りを求めてみよう、というわけです。

そうしたら、種がすごく多くて裏ごしが実に大変! できあがりの分量が半分に減ってしまった感じです。やっぱり収穫時期を9月下旬とし、秋分の日くらいまでに収穫してしまうと皮も固くならないし、そのまま煮込んでジャムにしても大丈夫みたい。作り方を工夫するよりも、適切な収穫時期を選ぶほうが大事ということのようです。今年はマイコプラズマ肺炎のせいで例年の9月の作業がパーになってしまったからなあ。

いずれにしろ、鮮やかできれいな紫色で美味しいハックルベリー・ジャムを、今年も確保できました。アントシアニンがブルーベリーの4倍も含まれていると言われるハックルベリーのジャムを、来年まで楽しむことができそうです。これで、わが家のジャムの在庫は、昨年のスモモ「大石早生」と「プルーン」に加えて今年のサクランボ「紅さやか」「正光錦」、ハックルベリーの5種類になりました。昨年のジャムから消費していますが、家事室の冷蔵庫に自家製ジャムがストックされているのを見ると、なんとなく安心感があります。いや、安心感と言ってもお米のストックとはまるで性質が違うのですが(^o^)/

(*1): ガーデン・ハックリベリーの収穫とジャム作りの下準備〜「電網郊外散歩道」2023年10月
(*2): ガーデン・ハックリベリーのジャムを作る〜「電網郊外散歩道」2022年10月


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農作業の音楽のために小さなMP3プレーヤーを追加する

2024年11月09日 06時00分40秒 | クラシック音楽

今年の農作業もそろそろ最終盤に近づき、寒い小雨の日が多くなりましたが、晴天の日には剪定枝や落ち葉を燃やしたり、穴を掘って落下した果実を埋めたり、様々な後始末が残ります。そんな晩秋の農作業のために、AMポケットラジオを愛用していますが、民放の「送料無料!」「30分以内なら◯割引!」などという健康食品もどきの宣伝が胡散臭いのと、NHKの野球中継や政治家の討論番組を聴いていると農作業をするのがいやになるので、やっぱりお気に入りのクラシック音楽を聴きたい。そんなわけで、先日、某密林より小さなMP3プレーヤーを購入しました。いつも使っている中国製のラジオ兼MP3プレーヤーの電源スイッチが不安定なことと、充電忘れで使えないことがあることから、スピーカで聞くことができるタイプの製品(*1)を選んだものです。デザインはなんだか昔の某リンゴ社の携帯型プレーヤーみたいですが、胸ポケットに入れて鳴らすには良さそうです。

で、実際に鳴らしてみました。残念ながらスピーカが小さすぎて音は低音がもの足りず、今までの中国製のラジオ兼用のMP3プレーヤーのほうがまだ良いのですが、とにかく小型で胸ポケットに入れても邪魔にならない。R.シュトラウスの管弦楽曲のようなダイナミックレンジの大きな音楽は不向きですが、バロック音楽のようなものはなんとか聴けるようです。また、演奏中の曲のファイル名が表示されるのと、再生するフォルダを選択することである程度は聴きたい曲を選択することもできるようです。これはありがたい。

とりあえず、電池が長持ちして電源の心配の少ないAMラジオか、クラシック音楽を連続して聴けるMP3プレーヤーか、どちらかを胸ポケットに入れて畑に出かけます。熊よけになるかどうかは不明ですが、農作業の音楽にはオーディオ的に難しいことを言ってもしょうがないですから(^o^)/

 

(*1): 古希を過ぎた年齢のため、聴力の保護の意味でイヤフォンはできるだけ使わないようにしています。

 

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郊外ドライブと文具店で買い物

2024年11月08日 06時00分42秒 | 散歩外出ドライブ

A4のコピー用紙がなくなりそうですので、購入しようと文具店に出かけました。お天気は清々しいほどの秋晴れ、少し窓を開けて走る郊外路は気持ちがいいです。そういえば、最近はアイドリング・ストップの見直しが進んでいるのだそうで、新型車では同機能を外すことが増えているのだそうな。自分の経験的にも歓迎すべきことだと感じます。もちろん、走り出す前にアイドリングストップは OFF にしていますので、信号待ちでも意味のない i-stop(*1) はかかりません。

行きつけの文具店では、

  • A4コピー用紙 1〆 616円
  • ゼムクリップ 1個 妻に頼まれていたもの 154円
  • ボールペン替芯 パワータンクPowerTank 黒 1.0mm 3本 264円
  • 万年筆用インク パイロット ブルーブラック 70mL 1,320円

を購入しました。嬉しかったのはパイロットのブルーブラック・インクの70mL瓶があったことでしょうか。昔と比べるとずいぶん値上がりしていますが、30mLの小瓶の残量が少なくなっていますので、ちょうど良かったです。

店の無料駐車場で買い物の成果(^o^)を助手席のシートに広げて見ると、とりあえず必要としているものは網羅されているし、年金生活者には禁物の余計な衝動買いはありませんので、まずはオーケー。帰宅してあたたかいコーヒーでも飲みましょうか。

(*1): アイドリングストップを止めるとDPF再生間隔は〜デミオ・ディーゼルの場合〜「電網郊外散歩道」2020年10月

 

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静かな農作業と騒々しい農作業

2024年11月07日 06時00分12秒 | 週末農業・定年農業

一口に農作業と言っても、実は静かな農作業と騒々しいものとがあります。例えばサクランボの収穫や桃の摘果作業などは実に静かなもので、ポケットラジオや携帯型のMP3プレーヤーなどで放送や音楽を聴きながら作業をします。気候の良い時期、お天気の良い日などには、実に気持ちの良いものです。

一方、騒々しい農作業もあります。例えば草刈り。動力刈払機にしても乗用草刈機にしても、エンジンの音を響かせながらの作業ですので、音楽を楽しむなどはそもそも無理。ひたすら騒音の中での作業となります。エンジンを止めたときは、こんなに静かだったのかと驚くほどの対比です。

人が作業をしていると静かだけれど、人の姿が見えなくなると集まってくるムクドリ等の野鳥の群れも、騒音ではないけれど腹立たしい音です。ちょうど今の時期だと、リンゴがやられることが多いです。対策としては、樹をすっぽりと防鳥ネットで覆ってしまうことでしょうか。

今は「紅将軍」等のシーズンですが、本格的に寒くなる11月下旬には「ふじ」の収穫期になります。今、「ふじ」の樹の下は反射シートで銀色に光っています。生産農家は防寒対策をしっかり準備して収穫を待っていることでしょう。

 

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