今日は寒くなく、ちょうどよい気候で、気持ちよく歩けました。道の両側には稲の刈り取られた田んぼが広がり、のどかな風景です。
お気に入りの音楽を聴きながらの散歩だと、なおさらいい気分です。
いつもはカシオのエクシリムという、mp3デジタル音声再生機能が付属したデジタルカメラか、AmazonのFireタブレットを持ち歩いて聴くのですが、今日は、いつもと違う機器を持ち出しました。
Sonyのウォークマンです。
ノイズキャンセリングといって、周囲の雑音を消してくれる機能のイヤホンが付いています。
ノイズキャンセリングは、周囲の騒音を消してくれるから、イヤホンの音量を大きくする必要がありません。大音量で聴くことから生ずる難聴を防いでくれるとされています。
人間の耳の鼓膜は、空気の振動で押されたり引っ張られたりして動くことにより、音を感じます。ですから、イヤホンの外から入ってくる音(ノイズ)と正反対の波形の(逆位相といいます)音をぶつければ、音が帳消しになって、騒音が消えてしまいます、そういう原理に基づいて開発された技術がノイズキャンセリングです。Sonyが2008年に初めて、デジタルノイズキャンセリング機能搭載の製品を、一般販売しました。
その後、ノイズキャンセリングといえば、Sonyと言われるまでになりました。
ただ、これまで、ノイズキャンセリングの機能を、私はそれほどまでに高くは評価していませんでした。
通勤列車の中で試しても、列車の音が小さくなる効果はそれほど感じませんでしたから。ノイズキャンセリングなんて、「あんまり、大したもんじゃない。言うほど、ありがたいものではないな。」といった評価でした。
ですから、私はウォークマンをほとんど使わずに、ずっと引き出しの奥にしまったままにしていました。
ところが今日、たまたま、久しぶりに使ってみました。そして、偶然にも、ノイズキャンセリングの効果がすごいと分かる、驚きの体験がありました。
どういう体験かと言うと、散歩の帰りに立ち寄ったスーパーマーケットです。イヤホンで音楽を聴きながら、スーパー店内に入り、中を巡回したのですが、周囲の雑音が全く消えているのです。
スーパーですから、当然、売り場には音楽が流されています。その音楽さえ消えてしまって、イヤホンからウォークマンの音楽だけが聴こえているのです。最初はそれに気づかなったところ、ふと、耳に意識を集中させると、「あれ、周囲の音が聞こえない。売り場の音楽も入ってこない。」と、はっきり分かったのです。
「おぉ、やっぱりノイズキャンセリングって、すごいじゃん。」ってなったのです。
そういうわけで、Sonyのウォークマンを再評価です。これからしばらく、ウォークマンを使うことにしました。
できれば、ノイズキャンセリングのヘッドホンも欲しいな、と思っています。イヤホンではなくて、本格的なオーバーヘッドタイプのヘッドホンです。
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そして、いつかは、CD以上の音質のハイレゾ音源を再生できるDAP(ディーエーピー、またはダップ)と呼ばれる、デジタルオーディオプレーヤーを購入したいと、そう考えています。
それでは、また次の記事で。