その写真ですが、PC画面で見ると、なかなかいい具合に撮影されています。
ところが、年賀ハガキに印刷してみて、愕然としました。印刷面が全体的に白々としていて、全くメリハリのない写真となるのです。使い物にならないような、インパクトのない印刷面になってしまいます。
う~ん、これはどうしたものか。
試しに、その写真のデータを、画像編集ソフト Photoshop Elements の「レベル補正」で分析してみました。レベル補正を使うと、ヒストグラムによって、どの諧調にどの程度ピクセルが配置されているかを確認できます。
レベル補正のヒストグラムで見ると、中央が頂上になっている、形のよい山になっています。
ただ、右と左の両端に、ピクセルがありません。
「はっはぁ~、犯人はこれだな。」と、目星がつきました。
両端にピクセルがない画像は、コントラストの弱い画像となります。
そこで、左側のシャドウスライダと右側のハイライトスライダ、その両方を内側に寄せました。
すると、どうでしょう。まさに正解、効果てきめんです。
コントラストがハッキリして、メリハリの効いた、非常にすばらしい印刷面としてプリントアウトができました。
画像編集ソフトの「レベル補正」機能の威力を、まざまざと思い知らされることとなりました。
「レタッチ」とは、こういう操作を言うのだと、十分に満足ができました。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
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