昨日、レンズを修理に出しました。
レンズ会社が川崎にあるので、帰りに生田緑地に寄りました。
ここなら、それほどの望遠レンズは不要です。
ここには民家園があります。
以前、このブログでも世田谷の民家園を載せましたが、規模が全然違います。
広い敷地に、古民家を中心とした昔の建築物が20以上あります。
歴史も古く、私が小学生の頃には既にあったので、
50年以上前からあったのは間違いありません。
おそらく、このような古民家をテーマとした公園の先駆けではないかと。
全てを載せると長くなり過ぎるので、一部をご紹介します。
民家園入口から最初にあるのは、地元神奈川の地主、旧原家住宅。
明治時代末期の建物で、かなり高度な建築技術が駆使されているそうです。
園内唯一の瓦屋根。
中も見れます。
面白いことに、普通こういう展示用の建物は便所は見るだけで使用できませんが、ここは使用できます。
隣には、福島県の馬宿、旧鈴木家の住宅があります。
中では、囲炉裏に火が入れられていました。
こちらは長野県の伊那で薬種問屋を営んでいた旧三澤家住宅です。
茅葺屋根でなく板葺きの上に石を置いた石置板葺き屋根です。
古民家の代表格と言えば合掌造り。
右が江向家、左が山田家、両方とも五箇山の古民家です。
江向家の外観と屋内。
こちらは白川郷の合掌造り旧山下家住宅。
現在は蕎麦屋さんが中で営業しています。
今日は食べませんでしたが、
古民家で食べる蕎麦は、なかなかの雰囲気です。
岩手県鶴岡の旧菅原家住宅。豪雪地帯の家です。
ハッポウ造りといって2階に蚕を育てる部屋があります。
南部の曲屋、岩手県の旧工藤家住宅
工藤家の便所です。使えません。
茨城県の分棟型(二つ屋根)の農家、旧太田家
最後に、民家ではなく、伊勢志摩の船越にあった歌舞伎舞台です。
内部です。
民家園奥の出口を出ると、奥の池です。
せっかく生田緑地まで来たので、園内にある紫陽花山に寄ってみます。
山の斜面一面に紫陽花が植えられています。
山の中に入っていけば、
紫陽花に囲まれてさぞかしきれいかと思いますが、
紫陽花の背が高すぎて、一番手前の紫陽花しか見えません。
頂上付近ではこんな感じで、何とか広範囲を見渡せます。
緑地の出入り口近くには、菖蒲池があります。
時期的にはもう花の季節は終わりだと思いますが、
まだたくさん咲いていました。
3時間ちょっと滞在しました。
駐車場1,000円はちょっと高いかな。
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