中国が有人人工衛星を打ち上げたという。嘘である。そもそも中国に近代技術の組織的運営能力はない。中国で製造されている最新兵器の全てがソ連製のコピーか、ロシア人に改良してもらったものである。多くの人はテクノロジーの基礎技術基盤というものを甘く見ている。
戦前外国技術の製品を買うだけで研究しなかった民族が、50年かなんぼで西欧が築きあげた技術を習得し運営する教育組織生産研究などを自前で行えるほど簡単なものではない。
朝鮮にしても同様。ただし日本に併合されてなんぼか技術移転がされているから今後の可能性はないでもない。台湾も同様である。それが証拠に韓国の造船はどんがらと呼ばれる船体を作るだけで、エンジンや電装品は日本製である。ましてや中国である。
中国の有人宇宙船開発が始まったのは1992年である。ソ連が崩壊した一年後である。大挙してあぶれたロシア人技術者が中国に職を求めてやってきた。厚遇されたのである。そして宇宙開発は始まった。日本が西欧技術を導入した歴史は古い。蒸気機関車の時代で、近代技術が始まってさほど経っていない。ともかくコピーでもついていったのである。
偉そうに言うが、日本でも立ち遅れたためにコピーがやっとだったのである。当時の技術者は嘘をついている場合が多い。最先端技術たる軍事技術の多くは独創を装ったものまねが多い。かの零戦もエンジンも含めコピーの改良とみられる部分が多いが有名な設計者堀越二郎はとうとう真実を語らなかった。
実は機械工業では、日本よりロシアの方が実は一歩ましである。日本は捕獲したB-17爆撃機のコピーをしようとしたが生産設備の性能が追いつけずコピーできなかったが、その後ロシアは更に高度なB-29を完全コピーして量産したという事実が日本とロシアの技術の一歩の差を示している。ただし、桁に不可解な孔が開いていたので仕方なく、意味もわからず孔を開けていたという。
第二次大戦後ロシアにやってきた米国技術者にロシア人技術者が質問したところ、工員が間違えて開けてしまったのだから必要はないと、返事されて唖然としたという笑い話が残っている。かくほど技術の移転は難しいのである。
その証拠に、当時の有人宇宙船の地上管制センター内部の光景は写真すら公開されていない。ロシア人ばかりがうろうろしていたからである。日本よりはるかに宇宙技術が進んでいるはずの中国は、国際宇宙ステーション計画に参加しない。できないのである。人工衛星技術も宇宙飛行士の技術もないことがばれるからである。
昔の米ソの宇宙船で人間代わりに打ち上げられた猿や犬が、人間代わりの実験台として乗っていた。中国人宇宙飛行士は、この猿や猫と同じである。宇宙カプセルに閉じ込められていたにすぎない。
せいぜい無線機に、宇宙飛行とは関係のない北京語かロシア語何かを叫んでいたのであろう。すなわち、中国の宇宙船には中国語を喋る猿が乗っていたのである。
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