市役所から公園清掃ボランティアを受託し緊急事態宣言下、仲間の方々と3密を避け活動を開始した。
ゴミのポイ捨ては相変わらずで、「日本人は民度が高い」と言われるが、
「ホントかよ」と嘆きがこぼれる。
公園に限らず道端に、健気に咲く小さなオレンジの花がある。
「ナガミヒナゲシ」という。
無知にも健気な花だ、と愛でていたが、どっこい、コイツは悪者だった!
市役所から除草対象植物だと指導された。
根っこはゴボウのようで、少ない隙間の土にもしっかり真下に根を伸ばす。
しかもコイツはその根から周辺の植物の成長を妨げる“毒”成分を分泌し、自身の生育エリアを拡大する。
地上では愛らしい顔をするが、地下ではとんでもない化け物植物だったのだ。
注意して街を歩くと何処にでも繁茂しているではないか!
「ハニートラップ」
在来種を守るための意思表示はしっかり示さないといけない。
根っこから「殲滅」してください。
市役所からの指導を、過激さを加えて理解した。
ナガミヒナゲシとの戦いが始まった。