オッペンハイマーを見てきた。前情報はいろいろあるみたいだけど どんなものという気持ちで見た。研究という意味ではアメリカという何でもありの環境だからできたとおもった。政治家の思惑 広い台地 研究者の思いなど等。
途中から研究者の思いなど通用しなくなり戦争に勝つ（終わらせたという人もいるけど）という目的で結果の想像よりも優先され日本にとっては取り返しのつかない状況がもたらされたということになった。
原爆が投下されアメリカ側にとって成功という結果になった時 老若男女のアメリカ人が歓喜の湧いて拍手する姿はショッキングだった。
この感情はこの時代の人だけで終わらず現代まで持ち越されていると思った。今だに日本の政治家は同盟国といいながら アメリカの言いなりになっていること然り 沖縄で起こる米兵の犯罪行為を見るとアメリカ人の優越感に振り回されている日本人と思う。
一方でそんな戦争の結末を招いた日本の政治家の責任の重さを思う。現代の政治家も国民の生活がどんなものか分かろうともしない姿は重なるところもあるような・・・
