最近再処理ネタが多くて恐縮です。
梅雨なんで・・・!!!
M8中心部を再処理してみました。
中心の濃淡が見えやすいように、少しレベルを下げてから、
トーンカーブ調整した後、Denoize Aiをかけました。
M8中心部(再処理)
中心のモクモクした感じや、干潟の暗黒部分の構造がいい感じです。
で、これもハッブルと比べてみたくなったのですが、
ハッブルの写真は中心の蝶型の輝度の高い部分の周辺を拡大した写真で
ちょっと比べるには視野的にどうかという感じでした。
他にないかネットで探したところ
Chile Scopeの1m望遠鏡で撮影したものがありました。↓
さすがに口径1mでナローバンド撮影はすごいです。
モクモクしてます。
あと、干潟の黒い部分は暗黒帯的なガスの筋だとばかり思ってましたが、
そうではなくて、ガスがない隙間のように見えますね。
恒例のなんちゃってシリーズと思ったのですが、
LRGBとは言え勝手に合成するのもちょっと
気が引けるので、今回はモノクロ比較してみました。
Chile scope 40inch goto dob 12 inch
DOBも雰囲気は出てますね。
ドブでは今いち解像できていない部分が、ここはこんな風に
なっているのかというのが見比べるとよくわかって面白いです。
ナローバンドとブロードバンドでは形が違うところも結構ありますね。
M8までの距離は4~5千光年ありますが、直径は100光年あるので、
この視野内でもさしわたし50光年くらいあると思われます。
”モクモク”とか言ってますが、スケール感がおかしくなりますよね。