最近StarNetを使ってます。
これまでDOBの直焦点では特に星マスクは使わずに画像処理して
いましたが、90Sを復活させて、300mmとか400mmで
撮るようになって、特に白鳥座付近の星がびっしりあるところでの
処理の大変さに閉口して、StarNetを 使い始めました。
コマンドプロンプトでの処理なので少しとっつきにくいですが、
特に難しいところはなく、プログラムのあるフォルダーに
画像ファイルをいれて、そのフォルダにチェンジディレクトリで
移動してから、
rgb_starnet++.exe INPUTファイル名 OUTPUTファイル名 STRIDE
(STRIDEは8,16,32,64から数値を選択して入力)
と入れるだけです。
STRAIDEは16でやってますがかなり時間がかかります。
(1時間以上・・・PCにもよると思いますが)
StarNetで処理後は、星雲を画像処理後に元画像と比較明合成して
星を入れます。
それでもしばらくはDOBで撮影した画像には使っていませんでしたが、
先日のM33やシグナスウォールで試しに使ってみたところ、
いい感じだったため、過去写真にも適用して再処理してみました。
というかぜんぜん晴れないので過去写真を弄り倒すしかない・・・。
(´・ω・`)
NGC6992 網状星雲 クリックするとFlickrに飛びます。
ちょっと星が減り過ぎでしょうか?あとついでに色調も弄ってみました。
前回UPしたページはこちら→ 網状星雲リベンジ
StarNet処理後の星無し画像はこんな感じです。
星無し
NGC6888 クレセント星雲 クリックするとFlickrに飛びます。
周辺の淡い赤いガスも少し浮き上がってきました。
輝星のまわりの処理がちょっと変ですね・・・。
前回UPしたページはこちら→ クレセント星雲
星無し
M42 オリオン大星雲 クリックするとFlickrに飛びます。
これは昨年12月に初めてDOBの多枚撮りコンポジットをして感動した
時の画像ですが、とにかく回りの淡い部分を出そうとしてかなり無理な
処理をしていた気がします。
今回は結構丁寧にやったつもりですが、
少しは画像処理も上達できたかな????
前回UPしたページはこちら→サードインパクト
星無し
どれも前回アップしたときより、星の肥大を気にせず星雲だけを
追い込めるのでとても処理しやすいですね。
星が消えるだけでなく星雲部分も若干変化しているようで、
少しディティールが失われるような気もしますが、
ずっとDOBの写真は恒星が肥大するのが悩みの種だったので、
うまく使っていければと思います。
相変わらず天気が悪いです。
日曜日の夜は晴れそうですが、月曜日会社だし
月没が0時頃なので どうしようか思案中です。
(NB4-PMなら月があっても取れるかもという期待はありますが)