昨日に引き続きM51です。
昨日のは選別スタックでしたがその前に、
ASI AIRのライブスタックでも撮影をしていました。
これが軽く50枚スタックしただけなんですが、
その画像が思いのほか良くちょっと驚きました。
まず10秒1枚撮りはこんな感じ
これを画面ピンチで拡大するとこんな感じ
10秒一枚でも構造は結構写ってますがノイズがひどいです。
ライブスタックで20枚スタックするとこんな感じ
これも画面ピンチで拡大するとこんな感じ
かなり荒さがなくなり滑らかになったのがわかりますでしょうか?
積算200秒露光ですが渦巻構造も良く写っており電子観望には十分では
ないでしょうか?
(ASI Airはもうちょっと表示画質を調整できるといいのですがね)
で、このあと50枚までライブスタックしたものが以下になります。
(デジタル現像、オートストレッチしてあります)
拡大
特にシャープ処理や強調はしていませんが
この時点でかなり解像できています。
↑を簡単に画像処理するとこうなります。
本当に簡単に処理したので輝星のまわりにリンギングが出ていますが、
500秒(8分20秒)露光でここまで写せるのはちょっと驚きです。
アッカーマンレデューサーの効果絶大です。
購入してから撮影したM104、M106、NGC2903、NGC4565についても
いずれも昨年撮影した時より大幅に解像度が上がりました。
昨日も書きましたがF3.65と明るくなり同じ露光時間で1.88倍露光したのと
同じになったということ、焦点距離が0.73倍のFL1095mm
(フォーサーズで換算2190mm)と短くなったことで、追尾精度が
緩和されたことが大きく寄与しているかと思います。
ちょっと星像がいびつなのが難点ですが、屈折をあきらめて思い切って
購入してみて本当によかったです。
これは赤道儀でも有効な手段だと思うのですが・・・、
視野回転がないのでホッタラカシでよいし、
追尾精度はあまりいらいないし・・・。
30cmF4クラスの明るい鏡筒を運用されている方、
ラッキーイメージングいかがですか?
次回は引き続きM63、64、81、82、三つ子銀河
あたりを狙ってみたいと思っています。