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「ダニ」感染症5人目確認 05年、長崎の60代

2013年02月26日 | いつも祈っています









ダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、厚生労働省は26日、長崎県の60代男性が05年秋に感染し死亡していたと発表した。国内の死亡確認は5人目。

【クローズアップ マダニ感染 SFTSウイルス】昔からいた? 謎多く 4人の死亡確認

 厚労省や同県によると、男性は下痢や下血などの症状が出た後に血液中の白血球や血小板数が低下し、約10日後に死亡した。当時は原因不明とされたが、感染症を疑った医師が血液を冷凍保存していた。検出されたウイルスはこれまでの4人とほぼ同じで、国内で感染したとみられる。

 1月末に国内で初めて山口県の成人女性の死亡が確認されて以降、全国から同様の症例報告が26日現在で計16件寄せられている。このうち11件の検査が終わり、厚労省は愛媛、宮崎、広島県の成人男性3人が昨年死亡したと公表している。【井崎憲】
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最終更新:2月26日(火)12時27分






ダニを媒介する新たな感染症で山口県の女性が死亡していたことがわかった問題で、厚労省は「ダニにかまれたら病院に行ってほしい」と注意を呼びかけている。
厚労省が1月30日に行った会見で、新たなウイルス感染症で山口県の成人女性が、2012年秋に死亡していたことがわかった。
厚労省の担当者は、会見で「実は、中国でも最初、原因不明の病気として、2009年くらいから。ダニにかまれて感染したというのが大半でございます」と語った。
その病気とは「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」で、主にダニにかまれることで感染する。
国立環境研究所の五箇公一主席研究員は「なかなか普通の風邪と見分けがつきにくい。発症すると、すごい高熱が出て、最悪死に至る」と語った。
この病気は、2009年に中国で感染例が確認された。
有効なワクチンはなく、致死率はおよそ12%だという。
厚労省は30日の会見で「ダニ、特にフタトゲチマダニというマダニの仲間がこの病気を媒介していて、日本を含めて、アジア・オセアニア諸国にも、広く分布しております。マダニも入っていると理解していただければいいと思います」と語った。
厚労省が注意を呼びかけたマダニは、住宅などに生息するダニとは別の種類。
マダニについて、五箇主席研究員は「もともとは小さい。血を吸うと大きくなっちゃう」と語った。
通常、3mm~4mmの大きさだが、血を吸うとおよそ4倍の1.5cmになるという。
五箇主席研究員は「だいたい(血を)吸われて1週間、長いと1カ月くらい食いついています。(ダニの)唾液に、麻酔薬が混じっていますから、人間は、痛みもかゆみも感じることがないケースがほとんどですね」と語った。
かまれた場合について、五箇主席研究員は「一番注意しなきゃいけないのは、本当に無理に(ダニを)取ろうとして、体をつぶすことで。血液を逆流させること。これが感染リスクになりますので」と語った。
厚労省は、「かまれたら無理に取らずに病院へ。かまれたあと、発熱などの症状があった場合も、医師による診察を受けてほしい」としている。

(02/01 19:48)




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