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●お知らせ(8月29日更新):
SugarSyncの記事閲覧登録をされた方のうち、以下のメールアドレスの方は、クライアントソフトを未インストールのため、招待が有効化されておりません。インストールしたのに招待が来ない、という方は「grandmasterkey★mail.goo.ne.jp」までお知らせ下さい。(★を@にしてお送り下さい)
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・頭三文字「drt」の、yahoo.co.jpアドレスの方。
●酒とバラの日々
「ローズガンズデイズ/勝手な感想/勝手な予想」より一部抜粋
筆者-Townmemory 初稿成立日-2012年7月10日
■再掲にあたっての筆者註
現在、申し込みをしてくださった方限定で、ローズガンズデイズ体験版に関する文章などをはじめとする未公開原稿を配布しております。
【注:配布申し込み受付は終了いたしました。現在は行なっておりません。詳しくはこちら(リンク)。】
が、いくらか考えがありまして、申し込み者のみ限定公開のテキスト、「ローズガンズデイズ/勝手な感想/勝手な予想」のごく一部分を、ちょっとだけ、ここに公開することにします。
すでに申し込みをしてくださっている方には、スペシャル感が多少減ってしまうことになり、すみません。
一部公開することにした理由のひとつは、まぁいってしまえば、申し込みをしてくださる方々の人数、さすがにちょっと勢いが弱まってきました。ので、ちょっとおためし版的なものを外に出して、興味をひっぱろうという魂胆です。
ですが、理由はそれだけでもなくて、「ローズガンズデイズ」という、この不思議な作品タイトルの出どころについて、何人かの人が推測をのべておられるのを、ここ数日、目にしました。
そして、それらの議論のほとんどすべてについて、「そうかなぁ?」と、首をかしげました。
この件に関しては、ちょっと自分の考えを、広く誰でも読めるように公開しておきたいなという気分になりました。ので、限定公開中の感想文のうちから、タイトルに関する一節を抜粋してここに掲示しておきます。
ここにあげてあるのは、全文章のほんの十分の一程度です。
以下に掲示します。
☆
●酒とバラの日々
「ローズガンズデイズ/勝手な感想/勝手な予想」より一部抜粋
筆者-Townmemory 初稿成立日-2012年7月10日
(前段・略)
●酒とバラの日々
『酒とバラの日々』という映画があります。アル中になったカップルの物語です。テーマ曲はジャズのスタンダードナンバーとして人気があります。
『ローズガンズデイズ』(Rose Guns Days)というタイトルは、ここから持ってきたんじゃないかな。
というのも、『酒とバラの日々』の原題は「Days of Wine and Roses」というのです。
おそらく、本来的に、作者が意図しているのは、
『Days of Guns and Roses』
(拳銃とバラの日々/用心棒たちとマダムローズの日々/戦いと華やかな宴の日々)
というタイトルだと思われます。
しかしながら、そうしてしまうと、この世の中には「ガンズアンドローゼス」というロック・スーパースターがいるのですから、
「(ロックバンドの)ガンズンローゼス(に夢中になった)の日々」
という方向に、意味がどうしてもひっぱられてしまって、うまくありません。
そこで『Rose Guns Days』という、英語的には意味不明感がただようものの、やけにリズムが良くて押し出しの効いたカタカナタイトルをひねりだしたわけなのでしょう。
こういう意味不明感ただよう英文字タイトルは07thにあっては昔からのことで、わたしはもう、『When they cry』という三単語を目にするたびに首をかしげて落ち着かない気持ちになり、いまだに慣れません。それに比べたら『ローズガンズデイズ』はずいぶん良いです。
ジャズ・スタンダードナンバーの『酒とバラの日々』は、歌詞を追っていくと、
「あのうるわしき酒とバラの日々は、もう過ぎ去ってしまった」
「過ぎ去ってしまったものは、もう二度と戻ってはこないのだ」
そんなような内容を歌い上げるものです。
そして『ローズガンズデイズ』は、もはや日本的アイデンティティというものがまったく失われてしまった架空の現代世界で、「かつてあった日本」というものの姿を知る最後の生き証人マダム・ジャンヌが、今はもうない、過ぎ去ってもう二度と戻ることのない時代の美しい姿を、なんとか後世に伝えようとして、もはや絶滅危惧種となってしまった純日本人の記者に対して、昔話をしている。
そういう枠組みを持った作品なのです。
おそらくそういうところに、わざと響き合わせているはずです。
(以下略)
☆
本文以上です。
(以下の位置に、SugarSyncを使った未公開原稿閲覧の方法が記されていましたが、受け付け終了につき、削除いたしました)
■ローズガンズデイズ 目次■
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ですが、理由はそれだけでもなくて、「ローズガンズデイズ」という、この不思議な作品タイトルの出どころについて、何人かの人が推測をのべておられるのを、ここ数日、目にしました。
そして、それらの議論のほとんどすべてについて、「そうかなぁ?」と、首をかしげました。
この件に関しては、ちょっと自分の考えを、広く誰でも読めるように公開しておきたいなという気分になりました。ので、限定公開中の感想文のうちから、タイトルに関する一節を抜粋してここに掲示しておきます。
ここにあげてあるのは、全文章のほんの十分の一程度です。
以下に掲示します。
☆
●酒とバラの日々
「ローズガンズデイズ/勝手な感想/勝手な予想」より一部抜粋
筆者-Townmemory 初稿成立日-2012年7月10日
(前段・略)
●酒とバラの日々
『酒とバラの日々』という映画があります。アル中になったカップルの物語です。テーマ曲はジャズのスタンダードナンバーとして人気があります。
『ローズガンズデイズ』(Rose Guns Days)というタイトルは、ここから持ってきたんじゃないかな。
というのも、『酒とバラの日々』の原題は「Days of Wine and Roses」というのです。
おそらく、本来的に、作者が意図しているのは、
『Days of Guns and Roses』
(拳銃とバラの日々/用心棒たちとマダムローズの日々/戦いと華やかな宴の日々)
というタイトルだと思われます。
しかしながら、そうしてしまうと、この世の中には「ガンズアンドローゼス」というロック・スーパースターがいるのですから、
「(ロックバンドの)ガンズンローゼス(に夢中になった)の日々」
という方向に、意味がどうしてもひっぱられてしまって、うまくありません。
そこで『Rose Guns Days』という、英語的には意味不明感がただようものの、やけにリズムが良くて押し出しの効いたカタカナタイトルをひねりだしたわけなのでしょう。
こういう意味不明感ただよう英文字タイトルは07thにあっては昔からのことで、わたしはもう、『When they cry』という三単語を目にするたびに首をかしげて落ち着かない気持ちになり、いまだに慣れません。それに比べたら『ローズガンズデイズ』はずいぶん良いです。
ジャズ・スタンダードナンバーの『酒とバラの日々』は、歌詞を追っていくと、
「あのうるわしき酒とバラの日々は、もう過ぎ去ってしまった」
「過ぎ去ってしまったものは、もう二度と戻ってはこないのだ」
そんなような内容を歌い上げるものです。
そして『ローズガンズデイズ』は、もはや日本的アイデンティティというものがまったく失われてしまった架空の現代世界で、「かつてあった日本」というものの姿を知る最後の生き証人マダム・ジャンヌが、今はもうない、過ぎ去ってもう二度と戻ることのない時代の美しい姿を、なんとか後世に伝えようとして、もはや絶滅危惧種となってしまった純日本人の記者に対して、昔話をしている。
そういう枠組みを持った作品なのです。
おそらくそういうところに、わざと響き合わせているはずです。
(以下略)
☆
本文以上です。
(以下の位置に、SugarSyncを使った未公開原稿閲覧の方法が記されていましたが、受け付け終了につき、削除いたしました)
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When they cryっておかしいですか?
文にはなっていませんが、「彼らがなく頃に、」という節で間違ってはいないと思うのですが…
こんにちは。人様のネーミングセンスにもの申すことのできる立場ではありませんが、お訊ねがありましたのでお答えします。「When they cry」という英字タイトルは、「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」という「情報量の多い日本語タイトル」を知っていて、それをふまえて読めば、意味が取れると思います。でも、日本語タイトルを知らずに「When they cry」という題名に接した場合、何のことだかわからないだろうと思います。
(自分がもし、先に英字タイトルに接した場合、きっと自分は何のことだか理解できないだろう、という想像です)
語感的に言っても、わたしは「ひぐらしのなく頃に」というタイトルは非常にキャッチのある、リズム感の良い、相当ネーミングセンスのあるタイトルだと思っているのですが、「When they cry」というほうは、あまりセンスがいいとは思えないのです。そんなところでよろしいでしょうか。