H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

阿蘇・立野のスイッチバック

2022-10-09 | 戻り鉄


熊本からの帰りの飛行機は夕方の便にしたので少し時間がとれました。せっかくなので熊本城を訪問した後に,豊肥本線を阿蘇神社最寄りの宮地まで足を伸ばすことにしました。しかも空港までは,途中の肥後大津からシャトルバスが近くて便利だと教えていただきました。

 

どこにでもくまモンがいます。熊本駅構内のベンチに座っていたくまモン。

 

熊本から豊肥本線で肥後大津まで行き,そこから宮地行きに乗り換えです。肥後大津から先はSUICAが使えないことが判明して,慌てて駅で切符を購入。

山の上に大きな風車群を発見。空港から遠くに見えていた風車がこれだったんだとちょっと感動。

 

Googleマップで動いている自分の現在位置を確認しつつの「乗り鉄」です。外輪山を越えるところでスイッチバックがあることを発見!そういえば,ウン十年前にSLの写真を撮っていた頃に,立野のスイッチバックが雑誌とかで紹介されているのを見たことがありました。完全に忘れていたので,予想外のスイッチバックにかなり興奮します。往路ではちゃんと写真を撮れませんでしたが,帰りには撮るぞ! 

カルデラの内側に入るとどんより曇っていましたが,外輪山が遠くに見えるのどかな風景の中をゴトゴト走ります。松下先生からは,宮地駅についたらタクシーの乗って運ちゃんに任せて見て回るのがいいよと勧められていました。しかし宮地駅に降りてみると,タクシーはおろか数人降りた人達が迎えの人の車で去ってしまうと,ポツンと一人取り残されてしまいました。困ったなと思ったけど,ま,ゆっくり歩いて行けばいいか・・と気を取り直し阿蘇神社まで歩くことに。途中の道路標識には別府の文字が見えて,そういや豊肥本線は大分につながっているんだと再認識。

宮地駅はしめ縄が立派。でも一人取り残されたときはどうしようかと思った。

 

さて阿蘇神社の駐車場まで到着すると,目の前に巨大な箱のような建物がそびえており壁面を門の絵が描いてありました。最初何だろう?と思いましたが,それが震災で倒壊した門の再建工事のための建物だと知り,震災の被害がいかに大きかったのか改めて理解しました。
 再建された本殿の門を見た後,門前商店街を歩いているときに,雨が本降りになってしまいました。商店街で見かけたタクシー会社では車は出払っており,来た道をまた雨の中歩くのか・・と覚悟を決めたところで,奇跡的に電話で別の会社のタクシーを呼ぶことができました。駅前のあか牛のレストランで遅めの昼食をとって,帰路の肥後大津まで戻りました。

帰りの列車では,運転席横の最前列にカメラを手に陣取ります(まるで子供)。かぶりつきでしっかりスイッチバックをもう一度楽しみました。

 

急坂を下る線路には草ぼうぼうでした。

線路が見えないほどです。

 

 

反対側から列車が来て交換

結局,半日豊肥本線に乗って阿蘇のほんのさわりを経験しただけでしたが,予備知識なしで出会ったスイッチバックには大満足でした。

 

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