この東御苑は、何年か前に花菖蒲を見に行って以来、
久しぶりに訪れることになりました。
ここは、皇居の東地区で広さは約21万平方メートルもあります。
今回は北桔橋門から入って、江戸城天守閣のあった天守台あたりを
のんびりと散策してきました。
江戸城の天守閣は、3回建てられた歴史があるそうです。
そして今残っている天守台は、明暦3年の大火で天守閣が焼失した翌年に、
加賀前田藩によって築き直された土台で、花崗岩でつくられています。
土台は築きあげられても、天守閣はその後再建されなかったようです。
城下の復興を優先された結果だったということです。
天守閣のない天守台になったわけですね。
天守台の上からの眺めは、素晴らしく整然とした芝生の向こうには、
ビルが見え、竹橋方面には科学技術館など・・・。
周りの緑の多さに、都会を忘れていたのですが、やはり
ここは都会のど真ん中なんだなぁ・・・って。
ここで、出会う人はなぜか外国人が多かったです。
この写真を、撮っている時によけてくれている人達も
中国人でした。
よけてくれているようで、入るって、いうのにぃ~・・・。
その敬意に感謝して、掲載することにしました。
桜が咲く頃に、このアングルで撮ってみようっと・・・・と、
思わせるようなスポットでした。
本丸南側に咲いていた、シナマンサクのお花です。
マンサクのお花を見たのも、初めて、ましてシナマンサクのお花を
みるのも、今回が初めて・・・。
褐色の枯れ葉と、黄色いお花。
黄色のひらひらしたリボンのようなお花が、めずらしい。
ネットで調べたところ、『マンサクとは「まず咲く」とのことで,
春が近づくと枯れ木の中に黄色い花をいち早くつける。』・・・なのだそうです。
本当に、真っ先に、春を教えてくれているのですね。
これも本丸南側に、ひっそりと咲いていた水仙。
皆様のブログで拝見して、生水仙を見たいと・・・常々、思っていましたので、
ラッキーでした。
今年初めて水仙にめぐり会え、その楚々とした美しさに魅了されました。
この御苑には、いろいろなお花が咲いていて、お気に入りのお庭になりました。
これから、何度となく訪れてみたいです。