世田谷線にゆられて、宮の坂駅で下車。
土曜日の午前中なので、世田谷線も空いていて
のんびりとチンチン電車の小さな旅に、
招き猫で有名な、豪徳寺へ出かけてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0a/d0cca674c1dad278fb8997a26f4407a3.jpg)
宮の坂駅から歩いて、5分ぐらいのところにお寺はありました。
門柱を入ってお寺に続く長い道を歩くと、総門があり
「壁雲関」の額がかかっていました。
禅寺らしくお庭も手入れがされていて、広々とした境内で
静かな雰囲気が漂っていました。
招き猫もそうですが、井伊直弼のお墓があることでも
有名なお寺です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/53/02d50801af878daa43839f138d5b8c36.jpg)
この招き猫は、昔、貧しい寺だった時に、和尚が飼っていた猫が
江州彦根の井伊掃部頭直孝を鷹狩りの帰りに招きいれて、
その結果、雨風をしのいであげることになった。
というのは、にわかに大変な雷雨になり、直孝はこの幸運を喜び、
福を招く猫のいる寺としてこの寺を、井伊家の菩提寺としたのです。
これが豪徳寺の始まりだと伝えられています。
それまでは、弘徳庵という小さな庵だったそうですが、直孝の戒名
を取って豪徳寺となり今に至っているそうです。
猫が福を招き入れたことから、招き猫で有名なお寺なのです。
招き猫の置物は、お寺で販売しているほか、山門のよこのお店でも
販売していました。
この猫の置物に願いごとをして、それが叶えられたら、
お寺に納めることになっています。
叶えられるまでは、いつまでも持っていて良いとのことなので、
私も、一つ買って願いごとを・・・。
小さい猫を買いました。
さて、いつごろお寺に納めることができるかなぁ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a8/bdf9143d71a12c33537fd81988b0dbdf.jpg)
仏殿の前に紅梅が、きれいに咲いていました。
日差しがあまり当たらないところで咲いていたのですが、
紅梅の紅色がとても強烈な印象でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/87/4a34ce11380aca82b830657cfcbf178e.jpg)
私のカメラで精一杯よって、撮ってみました。
ほんとは、もう少し近くによって、撮ってみたかった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6b/d35682095e5a4bb07efd8e41143fa4ad.jpg)
帰りがけに、門柱のところで猫がいて、
「さすが、豪徳寺・・・猫がいるのだ・・・」と、思っていましたら、
猫と目を合わせたとたん、
「ニァ~ン~・・・」って、近寄って足にすり寄ってくるのです。
写真を撮ろうとしても、そばに近寄ってくるので、
撮れないので、知らないそぶりをして、離れてみると、
次の人にも、同じように「スリスリ・・・」
どうも、みんなに、ここでは可愛がってもらえることが、
わかっているので、警戒心はもっていないのでしょう。
招き猫のお寺の猫ちゃん、3匹ほどいました。
可愛かったですよ。
福を招いてくれるかなぁ・・・?
<アクセス>
東急世田谷線宮の坂駅下車徒歩・・・5分