不忍池を出て・・・、
すぐ近くにある旧岩崎邸庭園を訪ねてみました。
いろんな方のブログで拝見していて、いつか行きたいなぁ~と思いながら、
やっと訪ねることができました。

ジョサイヤ・コンドルの設計の洋館で、17世紀の英国の建築様式ジャコビアン様式を基調に、
ルネサンスやイスラム風の香りがする建物です。

明治29年15,000坪の敷地に建てられた三菱創設者岩崎家本邸として、
明治の上層階級の代表となる西洋木造建築です。

それにしても、建物も広いですが、お庭もとっても、広~いです。

お庭には、ぼたんのお花がきれいに咲いていて、
落ち着いた雰囲気が漂っていました。
今年初めて、ぼたんのお花に出会えて感激です。

コンドル設計のこちらは、ビリヤード場。
スイスの山小屋風の佇まいでその当時としては、
非常にめずらしいものだったのでしょう。
屋根がウロコ状になっていて、面白い造りでした。

その撞球室の窓に映る洋館の佇まいは、
異国情緒たっぷりです。

明治の建築文化にふれ、帰り道、木漏れ日を感じながら、
とても、満ち足りた思いで・・・。
