お盆です。暇です、、
あれっ?あと4カ月でお正月ですよ
うかうかしてらんないです
気を引き締めて今日は私の天敵「拓くん」の
話です
この子は私の実家の猫
★プロフィール
年齢:13才 オス 黒トラ
IQは猫界ではトップクラス
私の母親の大切なパートナー
人の言葉は殆ど理解出来る
ちょっと見は男前だが、心は狭い
我が家には大吉くん&明日実ちゃんがおり、
実家には拓くん
猫だらけ、、、
しかも3匹とも運命に引き寄せられる
ように私が拾った猫達
◆大吉くん:人と駆け引きし、都合の悪い事は
猫のふりをするか猫のオブジェになる
◆明日実ちゃん:予測不能でパートナー・獣医さん
を度々恐怖のどん底に陥れる
私にしか心を開かず、私の味方
◆拓くん
獣医さんに猛獣使いと言われる私が唯一頭が
上がらない、私の「天敵」
多分世の中で猫に実家の出入り禁止をくらった
人間は私だけだと思いますよ
その原因は遡ること7年前
パートナーの父が急死
亡くなる日まで普通に生活、その父が突然亡くなった
そのショックが相当なダメージを私に与えました
その事が根底にあった出来事を私がやらかしたんです
義父が亡くなり3カ月が経ったある日
実家の母が昼間、仕事先で体調不良を訴え早退
自宅で寝ているという電話
様子を見に行くと大丈夫、私は夕方我が家に帰りました
が、夜中12時半
突然、猛烈な不安が襲い車で実家へ
起こしてはいけないと思い、そぉーーと実家に
入りました
そして更に母の寝室にまたもやそぉーーと
入った
母の寝息が全く聞こえない
焦る私が奇行に走った
なんと!寝室の電気も点けず真っ暗な部屋の中
母の口元に手の平をあて、呼吸確認?!
その時、闇を切り裂く悲鳴のような声が
そう、拓くんが怒って戦闘態勢に
猛烈な威嚇、まさに私に飛びかかろうとした時
母が起き、電気を点けた
母の「拓くん!やめなさい!」の声で
非常事態は回避できたんです
しかし私はその日から拓くんにとって「怪しい
家に入れてはいけない奴」になったんです
母は私の奇行の原因は分ってますが、流石に
拓くんには通じません
当たり前です
母は拓くんに事の経緯をきちんと話しました
実は拓くんは説明すると理解出来るウルトラ級
の知能の持ち主
でも今回だけは納得しませんでした
本当に2カ月間家の敷地は立ち入り禁止状態
私を見ると威嚇し、母に家に入れてはダメだ
と訴える
拓くん あっぱれです
君はセコムよりアルソックより凄いぞ!
君が人間なら詫びて大衆酒場に行き2人で
酒を飲みながら、君の気持ちが訊きたいなぁ、、
君の行動は正しいのよ
その後、母が病気で入院
3カ月程、拓くんは実家で一人暮らし
私は朝・晩何時間か拓くんと過ごす事になり
ようやく拓くんも歩み寄ってくれました
今も実家に入る時は拓くんに挨拶をして
入ります(笑)
猫は3日で恩を忘れるなんて言いますが
我が家の大吉くん・明日実ちゃん・拓くん
においては当てはまらないようです
私は拓くんにはずーーーと「曲者」で
あり続けるのも悪くないと思ってますよ
そして母のパートナーとして最高の子
ありがとう!拓くん♪
今日の帯表紙は忍者です。
拓くんが撮られるのを嫌がるので「曲者」に
因んで「赤影」にしました。
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