2024.1.26朝、いつもののうにヤギ小屋へ行くとイチが何かを訴えるように
こちらを見て泣き続ける。
白い物体が目に入るよう。
子猫が迷い込んだかと思った。
よく見ると子ヤギが2匹生まれてた。
とても驚いたのと喜びを今でも憶えてる。
父はたまご(たま)
母はイチゴ(イチ)
雄はプリン
雌はジャムと名付けた。
2024.9.5朝、作業者から連絡あり
プリンが怪我をしているとの事。
最近作ってもらった下に敷いた木製パレットの隙間に足が挟まったのを
無理やり自力で抜いたのでは
急いで現地へ向かう。
骨が尖って出ていた。
近くの動物病院へ行き並ぶ
犬猫しか診れないのと事。
以前紹介されたヤギを診れら獣医へ電話。
午後、出張で来てもらう。
診察の結果、
このケースで治る事はないとの事。
それでも治療を希望する。
しかし、感染症は抑えられない。
やがては全身に菌がまわる。
ギプスもダメか。
消毒が出来なくなる。
人間のように無菌室へ入れる事も
現実的ではない。
人間なら切断するレベルだと
それでも
治療したい。
でも、冷静に考える。
治療を諦める。
抗生物質を投与すれば
食肉にも出来なくなる。
普通ペットは家畜とて
食べる事はあまりないのと事。
しかし、
投与も諦め、食べる事にする。
食べて自分の体の一部に
なってもらう。
血となり肉となり、
プリンの命を頂く決意する。
涙が止まらない。
処理場もスケジュールいっぱい
けど急がないと
立てなくなり処理も難しくなる。
なんとか翌日飛び込みで抑える事に。
沢山泣いて
抱きしめた。
翌日の早朝、暗いうちに家を出た。
別れの時間まで
なるだけ一緒にいたい。
色々な種類の食べられる草を沢山あげた。
出発までの時間抱きしめた
涙が溢れた。
車に入れる。
プリンと会話をしながら
処理場へ。
早くに到着したが、
受け入れ時間のギリギリまで
一緒にいた。
手渡す時に首輪を外した。
翌日、肉になる
人間は動物の命を頂きながら
命を繋いできて今日がある。
この2日間、色々考えさせられた。
まだ気持ちの整理はつかないが
プリンの事は忘れない
大切な家族だったから。
ありがとう。