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結婚前、結婚後の配偶者

2015年02月04日 | 算命学 あれこれ
「結婚前はこんな人だと思わなかった・・・」
既婚者から、そんな愚痴を聞いたことのある人は多いのではないのでしょうか?

実は、算命学の観点から見ると、変わったのは「配偶者」のせいだけとは限りません。
むしろ、その人が本人の「配偶者の座に座った」ことから起きる変化なのです。

有名な野球選手、田中将大投手と奥様で元アイドルの里田まいさんを例に
見てみましょう。

まずは田中投手の陰占から。


  庚 壬 戊
子 申 戌 辰 戌
丑 庚 戊 戊 亥

ご本人は「庚」ですから、干合相手の「乙」が妻となる人。
「乙」は東に位置する干ですから、現実的でお仕事バリバリ。
田中投手が里田まいさんと出会った頃は、里田さんは芸能界で活躍中だったはずですから、
まさにこのようなイメージですね。

ところが、いざ結婚をすると、彼女は配偶者である「申」の座に座ることになります。
「申」は西に位置する支で、家庭の場所。
里田まいさんは、結婚後に主婦業を優先して芸能活動を控えるようになったので
まさに「仕事人」から「家庭人」へと変身した訳です。


それでは、里田まいさんの陰占も見てみましょう。


  壬 丁 甲
子 戌 卯 子 戌
丑 戊 乙 癸 亥

彼女は「壬」ですから、干合相手の「丁」が夫となる人。
「丁」は南に位置する干ですから、夢やロマンを追いかける、自分よりも幼い人。

田中投手は実際に彼女よりも4歳年下で、出会った頃は大きな夢に向かっていた時期
だったはずですから、まさにこのようなイメージがぴったりだったでしょう。

それでは、結婚後に彼がどうなったかと言いますと、里田まいさんの「配偶者」である
「戌」の座に座ることになります。
「戌」も西に位置する支で、家庭の場所。

結婚後、彼は「夢を語る年下の男の子」ではなく、「家庭を大切にする良き夫」として
彼女を支えることになったはずです。


このように、結婚後の変化というものは、変化した本人だけの責任ではありません。
結婚前にどんな人であっても、自分の「配偶者の座」に座る限り、その影響を受けてしまうのです。

「夫が仕事仕事で家庭を顧みない」と不満を抱いている方。
まずは、あなたの振る舞いを良く振り返ってみて下さい。
旦那様が落ち着いてのんびりできる家庭の雰囲気を、きちんと作っていますか?

「夫がこんな非現実的な夢ばかり見る子供じみた人だとは思わなかった」という方。
ご自分がなんでも先回りしてやってしまい、旦那様を子供のように甘やかしてはいませんか?

夫婦は互いの鏡。
ご自分の行動や振る舞いこそが相手の変化を促したのだということは、
ぜひ覚えておいてくださいね(^^)





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆと)
2015-06-17 05:13:02
配偶者干がない宿命の場合、
結婚前をどう捉えられますか?
返信する
Unknown (金子泰子)
2015-06-20 19:20:36
ゆと様、

こちらの占技の場合、宿命中に「配偶者」の星があるかどうかは関係ありません。
あくまでも日干の干合相手の干を“結婚前”の「配偶者」の星として考えます。

他にも色々とコメントを頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
貴重な体験談として、参考にさせて頂きます。
返信する

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