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非凡な才能 - 南天運

2015年04月17日 | 算命学 あれこれ
これまで鑑定を受けられたことのある方は、星符に「北天運」や「西天運」などと書かれていませんか?

前にもお話したことがあると思いますが、現在の日本では7割の人が少々“頭でっかち”の「北天運」。
細かく分ければ程度には差がありますが、大まかに言って、行動・思想も理性的。
きちんと考えてから動きますが、考え過ぎてなかなか動けない面も。
もう少し現実的な「西天運」「東天運」さんから見ると、「考えてばかりいないで、動け!」と喝を入れられる場面もあるかもしれません。

さて、ここまで出てきた方々とは一線を画しているのが「南天運」の方。

数が少ないこともあり、その非凡さにおいても一際目立つ存在です。

「南天運」の方は、「北天運」の真逆に位置する方ですから、「頭で考えて行動する」という行動パターンには属しません。
ある意味、非常に動物的な勘で動く方。
この為、このような勘が必要な世界では、素晴らしい輝きを放ちます。

まず、この動物的勘が絶対に必要なのが、スポーツの世界。
ここで「南天運」の代表として挙げられるのが、テニスの錦織圭選手や、ゴルフの石川遼選手。
いずれも、世界に羽ばたく素晴らしいスポーツ選手ですね。

また、「笑い」を生み出すのにも、ある種非凡な才能やセンスが必要。
当たり前の思考回路や、常識的すぎる感性では、あまりにも普通で誰も面白さを感じません。

千原ジュニアさん、オードリーの若林正恭さん、そしてピースの又吉直樹さんがこの「南天運」。
お三方とも、独特な世界観や表現方法をお持ちですよね(^^)

他にも、才能のありかによっては「相場師」として莫大な成功を収めるのがこの「南天運」。
財産の運用にもある種の「理屈ではない」センスが必要。
なので、カンを用いた運用が非常に上手い場合があるのです。

さて、この「南天運」、共通するのが「才能そのもの」よりも「出した結果」を評価されるという特徴。
あまりに非凡であり、幼少期などは特に周囲に理解されにくいため、ちょっと変わった人と評価されがち。
一つの事に集中する能力が非常に高いのですが、その方向性が大半の人間には理解できないのです。

このため、「結果」が出るまで、その人の「才能」に対する評価はなかなか得られません。

スポーツなどは非常に分かりやすい「勝敗」という結果が出ますので、どちらかと言うと評価はされやすいと思います。
ただ、才能はあるのに不運続きで勝てなくなると、評価が急落するという厳しい面も。

他の分野はさらに世間の評価を得るのが厳しくなります。

お笑いなどは、数学などのように正解、不正解がある訳ではありません。
「面白さ」に明確な基準がある訳ではありませんので、何らかの「大賞」を取ったり、出演している番組が高い視聴率を取ったり、誰もが分かる明確な「結果」が出なければ、才能そのものもなかなか評価されないのです。


ピースの又吉さんの例を考えてみましょう。
彼が小説家デビューを果たした時、文芸誌でデビューする事自体は、それほどのニュースにはなりませんでした。
ただ、ニュースになったのは「彼の作品が載った『文學界』が創刊以来初の増刷をした」という点。
要するに、彼の小説家としての「才能」を評価された訳ではなく、その文芸雑誌が「売れた」という「結果」を評価されたのです。

相場師などの才能がある方も、才能そのものより、どれだけの財を築いたか、で評価されることになります。

ご自分が「南天運」をお持ちで、なかなか周囲の評価が得られない、という方。
非凡なセンスや才能をお持ちなのは確かです。
誰の目にも明らかな結果さえ出せば、評価は自ずとついて来ます。

どうか、めげずに、ぜひとも努力を続けてみて下さいね(^^)





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