玉陽庵 算命学ブログ

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算命学を学んでみませんか?

2015年02月13日 | 算命学講座
算命学教室 4月生募集をまもなく開始予定です。

お教室は毎月一回、曜日は日曜日の予定です。

詳しい日程や会場は、最終確認が取れ次第お知らせします。

ご興味のある方は、ぜひこちらのページもご覧くださいませ。

算命学教室



どうぞよろしくお願い致しますm(^_^)m

未知数の潜在パワー

2015年02月11日 | 算命学 あれこれ
エネルギー値については、このブログでも何度かお話してきました(^^)

エネルギー値について

続・エネルギー値について

健康のバロメーター


これまでのお話でこの数値を“生命エネルギー”的なものと捉えていらっしゃる方も
多いと思いますが、算命学が面白いのは、一つの星、一つの数値をどんどん分類して行き
多種多様な答えを導くこと。

ここから分かるのは、単に健康面のことばかりではありません。

このエネルギー値、本来は「潜在パワーの総合値」。
これを五行に分類すると、以下の五つの本能に、それぞれ
どれだけの潜在パワーがあるかが分かります。

・攻撃本能(金性)
・守備本能(木性)
・伝達本能(火性)
・習得本能(水性)
・引力本能(土性)


例えば、今でも知らぬ者はいない大スター、オードリー・ヘップバーンさんの
八門法の気図(自分の五行を中心に配置した図)は、このような形。



  23(火)
     
18(木) 127(土) 13(水)

   45(金)


中央の土性(引力本能)の値が飛び抜けて高いというのが一目で分かりますよね。
引力本能は、別名魅力本能。彼女は極めて魅力的で、人を惹きつける
潜在パワーが並外れているということが分かります。

このように、五行にそれぞれ数値が入り、数値が最も高いところが
その人の個性だというお話は、以前にもしたことがあると思います。

欲の正体


さて、ここまではちょっとした“おさらい”でしたが、
ここからが今日の本題。

もしも、ある五行の数値が「ゼロ」だった場合は、どう解釈するのか?

答えの前に、まずは例を見てみましょう(^^)

先日もちらっと触れた、オペラ歌手 マリア・カラスさんの
八門法の気図はこちら。


   0(火)
     
42(木)  15(土) 114(水)

   25(金)


単純に一番多い潜在パワーを調べると、水性の「習得本能」になりますね。
でも、彼女は学者ではありません。
おそらく大変頭の良い方だったはずですが、彼女が成功したのは芸術の世界。
そして、芸術の世界は自己表現の世界ですから、「伝達本能」が不可欠なのです。

ご覧のとおり、彼女の伝達本能=火性は「ゼロ」。

「ゼロ」=最小値ではないというのが、ご理解いただけたでしょうか?

小さな数値ならば「欠けている」と判断されるものの、「ゼロ」というのは特別。
「ゼロ」は、いわば「未知数」であり、人によっては「最大値」に化ける値なのです。

このように、「伝達本能(火性)」が「ゼロ」の方は、芸能人にもたくさんいらっしゃいます。

俳優の三浦友和さん
SMAPの木村拓哉さん
俳優の綾野剛さん
俳優の松田翔太さん

また、芸術家に転身したジミー大西さんも火性「ゼロ」。

彼らの「伝達本能」が極めて高く、「ゼロ」が「最大値」と化しているのは、
誰もが認めるところでしょう。


もちろん、全ての方の「ゼロ」が「最大値」へ変化する訳ではありません。

鑑定の際は、「ゼロ」はあくまで「未知数」として扱い、ご本人にお会いした時に
「ゼロ」のままなのか、「最大値」へと化けているかを判断します。


もしも、五行のどこかに「ゼロ」という値が出ている、という方がいらっしゃった場合。
そこには、莫大な潜在パワーが眠っているかもしれません。

その方面に何らかの才能が無いか、今一度良く考えてみて下さいね。
もしかすると、人生が大きく変わる、などということもあるかもしれませんよ?(*^^*)



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運の掴み方、窮地の逃れ方

2015年02月10日 | 算命学 あれこれ
「格法」、「局法」には主に陰占の干支の配列で決まるものと、
主に人体星図の特徴で決まるものがあります。

昨日例を挙げてお話した「天干一気格」は、陰占の干支の配列を見て
占う手法の一つでした。

「格法」「局法」の他にも、この干支の配列を使って、「人生の運の掴み方」
「人生の窮地の逃れ方」を占う手法があります。

人生の途中行程は省き、「人生の現実の結果」と「人生の現実のスタート」の
関係を見て大掴みでその人の運勢を判断する占術で、なかなか面白いのです(^^)


昨年のドラマで女性に大人気となった俳優の斎藤工さんの星を見てみましょう。


  壬 丙 辛
戌 申 申 酉 子
亥 庚 庚 辛 丑

ここで使うのは、「日干」「日支」と「年支」だけですので
ちょっと簡略化して見やすくしてみます。

 壬 ○ ○
 申 ○ 酉

彼の「人生の現実の結果」は、「壬(日干)」と「申(日支)」の関係で見ます。
水性である彼自身(壬)が金性(申)から応援されている形ですね。

彼の「人生の現実のスタート」は「壬(日干)」と「酉(年支)」の関係。
こちらも、彼自身が金性(酉)から応援されています。

このような形の人は「待ちの運」と言い、運勢を掴むには「待つ事」が大事。


斎藤工さんは、何年も前からドラマの脇役などでお見かけしていましたが
あれだけのフェロモンをお持ちで、どこかおっとりした人の良さや愛嬌も
垣間見えているのに、何故もっと早くブレークしないのかが
個人的には不思議でなりませんでした。


この「待ちの運」は「積極的にならず、じっと待つことに利あり」と言いますから
積極的に役を得ようとアピールをしていた20代より、少し待つ余裕の出てきた
30代になって、ようやく大きなチャンスを掴めた、という事なのかもしれませんね(^^)



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格法、局法

2015年02月09日 | 算命学 あれこれ
昨日は「局法」のお話が出てきたので、本日は「格法」「局法」についての
基本的なお話でも(^^)

算命学で鑑定をする際、決して見落としてはいけないのが
この「格法」「局法」。
特に「格」に入ると「入格者」と呼ばれ、宿命には明らかな特徴が出ます。

昨日取り上げた「局法」は、「格法」に比べれば、いわゆる“おちびちゃん”。
昨日取り上げた「八相局」はかなり稀な「局」に当たりますが
誰でも何らかの「局」には入ります。


これに対し、純粋に入格する人には、なかなかお目にかかれないのが
「従化五格」と言われる五つの「格」のグループ。

人に従うのがポイントですが、自我を出さずに環境に従い、逆らわずに生きると
大きな財運や名誉・名声運などに恵まれます。

20世紀最高のソプラノ歌手として知られるマリア・カラスも、この入格者でした。



そのほか、「玄流八格」などいくつかの条件をクリアしなければ入れない「格」や
ものによっては良くお目にかかる「部分格」など様々な「格」がありますが、
今日は芸能界でも良くお目にかかり、形としても分かりやすい
「天干一気格」を例に見てみましょう。

こちらは、『半沢直樹』の大ヒット以来、引っ張りだこの堺雅人さんの陰占。


  癸 壬 癸
申 未 戌 丑 寅
酉 丁 辛 癸 卯


ご覧のとおり、天干に「癸(きすい)」と「壬(じんすい)」という水性の干しかなく、
「水性天干一気格」という「格」に入ります。

この格に入る方は、思考力が最高とされますが、実行力の必要とされる実業向きではなく
学者・芸術家の世界に進んで大成すると言われます。


堺さんにはカリスマ性の出る組み合わせの星があったり、移動条件付きの大運天中殺を
お持ちだったりと、もちろん他にも俳優として成功する要素をお持ちです。

ただ、異常干支や宿命天中殺など、他に「虚」の要素が無いので、この格に入らなければ
「虚」の世界である「芸能界」で成功することは難しかったでしょう。


このように、「格法」「局法」は占いの上では外すことのできない占術。
学んだり、応用したりするのがとても難しい占術ではありますが
その人を理解する上ではとても大切なので、私達は恩師より半年余りをかけて
教わりました。

たまに恐ろしい説明もあったりして半べそをかきながらノートを取ったのも
今となっては良い思い出です(笑)

算命学には流派もあり、先生によってもカリキュラムが異なりますのですべての方に
共通する話ではありませんが、この「格法」「局法」、算命学を学んでいて
一番ややこしく、心が折れそうになる最大の難所。

最初は難しくても、たくさんの星を見ていれば、いつかは自然と慣れてきます。

恐ろしい説明があっても、それは最悪のケースであり、一種の極論。
守護神がきちんと廻っていたり、ご先祖様の誰かが守ってくださったり
大抵の人には救いがあるものです。

しっかりとした資料さえ手元にあれば、習っている期間は内容の詳細まで
記憶できなくても、ぼんやりとした輪郭だけ掴んでおけば問題ありません。

いつかは使いこなせるようになりますので、算命学を学んでいる皆様には
ぜひ、無事にこの難所を越えてほしいと思います(^^)




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芸術の世界で成功する宿命

2015年02月08日 | 算命学 あれこれ
たまには、珍しい星のお話など(^^)


今年の「キネマ旬報ベスト・テン」などで主演男優賞をことごとく受賞している綾野剛さん。
実は大変珍しい星をお持ちです。



こちらが綾野剛さんの陽占。


    鳳閣星 天貴星

鳳閣星 貫索星 鳳閣星

天貴星 鳳閣星 天庫星


ご覧の通り、主星のうち4つが伝達本能の「鳳閣星」という、大変特徴のある人体星図ですね。


人体星図すべてが伝達本能の星となるものを「八相局」の中の「食局」と言い、1000人に3人しか
いないと言われる大変珍しい形となります。


綾野剛さんの場合は、一つだけ「貫索星」がありますが、実はこの星は木性で
火性(鳳閣星)を応援する形になっていますので、これも「食局」と同じとみなされるのです。

まず、「八相局」というのは非常にスケールの大きな一面と脆さを所有していて
ある種のパワーが十二大従星に関係なく強い人物とされます。
海外での発展、成功が多いのも特徴で、国際結婚が吉とも言われます。

「食局」に入ると、芸術方面で成功する者が多く、細かい神経を使う仕事が良いとされます。

綾野剛さんは、まだ世界レベルでの活躍はされていないものの
繊細な演技が評価され、成功の階段を駆け上がっている姿には
すでにこの「食局」の片鱗が見られます。

また、「鳳閣星」が多いと性格がやや暗いと感じられると言い、
彼から漂う不思議な影のような魅力は、ここから来るものでしょう。

さらに、この「食局」の場合「火性」の星に気が集まる為、「火性」が生み出す
「土性」、すなわち「禄存星」「司禄星」という財に関係する星を生み出す能力が
強まると言います。

ここから、「食局」の人は財には困らないと言われます。

主演男優賞を総ナメにした綾野剛さんには、これからも映画やドラマの出演オファーが
殺到するでしょうし、出演料もどんどん上がることでしょう。

このまま順調に行けば、「食局」の示す通り、海外からのオファーも来るかもしれません。

まだまだこれからの活躍が楽しみな俳優さんとして、ぜひ注目していたいと思います(*^^*)





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