ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

後味悪い(いい意味で)

2020-02-13 23:05:00 | みたもの・きいたもの・よんだもの
本谷有希子「静かに、ねぇ静かに」読了。
戯曲は破天荒ですき。
この短編は、狭い世界の息苦しさみたいなものを感じた。
映えにこだわるひとが、鏡に写ったくたびれた自分と友人を見て目を逸らす、っていう場面にとてとドキリとした。
わたしはアンチスノウだけど、あの手のアプリ使ったら、現実から目を逸らしたくなるのもわかる。
いつまでも思ったままの自分でいたい、のだけど。

キレイ

2020-01-30 22:45:00 | みたもの・きいたもの・よんだもの
昨日観たのは大人計画のキレイ。
ずっときになってて、今回思い切って観に行って良かった。
初大人計画でした。

初演からかなりの時間が経っていても、内なる自分と向かい合い、1歩踏み出すという普遍的なテーマは今の時代でも褪せることなく心に響きました。
笑いとシリアスのバランスが絶妙で、役者さんがみなさん素敵で、魅力と技術は違うと改めて感じたり。
あの雰囲気にいかにもミュージカル的なアンサンブルは好みではなかったので、きっと初演のほうが好みかもしれないと感じたり。


でもどうしても気になったのは、歌詞があんまり聞き取れなかったこと…。
それだけはほんとうに残念。
私の耳が悪いのでしょうか?



遠征

2020-01-29 08:58:00 | みたもの・きいたもの・よんだもの
今日は大阪に芝居というかミュージカル観に行きます。
東京行ったついでに芝居観る、とかはあったけど、芝居目的で遠征するのはほんと何年ぶりだろ…しかも単独でって珍しすぎてワクワクが止まりません。

大阪はバスだと驚くほど安く行けるんだぜ。見た目普通の観光バスなのに、USBで充電までできちゃう。
優秀。

今日の絵本

2020-01-28 09:47:00 | みたもの・きいたもの・よんだもの
今日はゾロ子のクラスで読み聞かせ。

今日の本は「これはのみのぴこ」。
谷川俊太郎作、和田誠絵の名作絵本です。
今回は図書館で数冊借りてきて、ゾロ子に選んでもらいました。

基本言葉遊びの延長のような絵本で、
これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもんのすんでいるあきらくんの…とページをめくるたびに登場人物が増えて来て、ことばもどんどん増えてくる…というもの。

わたしもゾロ子もけっこう好きだったのですが、同じ言葉が毎回出てくる面白さがあんまり伝わらなかったのか、また同じじゃん、みたいな雰囲気になってしまいました。
家で読むのとみんなで読むのとまた違うみたい。難しい、読み聞かせ。

他のクラスで、60ページもあるおしいれのぼうけんを読み切った方がいて、長い話は避けていたのですが、こんどは挑戦してみようかと思っています。
読みたい本はいっぱいあるし、図書館でぱらぱらしていると楽しい本がいっぱいでウキウキしちゃいます。

ツアータワー

2020-01-26 17:32:00 | みたもの・きいたもの・よんだもの
長久手にて、ままごとのツアー&タワーを観劇しました。長久手文化の家に行くと、なんだかきゅんきゅんしてしまいます。
合間に、反復かつ連続とあゆみ初演の映像上演も観て、いちにち柴さんデイ。お腹いっぱいです。

ツアーにすごく共感したし、また勇気づけられました。
タワーはとても実験的で、アフタートーク聞いたらやっぱ柴さんは一歩先に行ってるなぁと。
個人的には即興の面白さもいいけれど、作り込まれたものの面白さがより好きなので、これからの作品も楽しみにしていきたいです。


そして、壁に歴代劇王の写真が。
かのめさん、お誕生日おめでとうございます!