ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

新井素子が好き

2006-03-31 23:27:19 | みたもの・きいたもの・よんだもの
久々に新井素子を読んだ。
「ハッピーバースデー」という、ちょっと怖い話。狂気と正気の狭間を描くのが、上手だな、と思う。まあ極端な登場人物たちなのだが。

多作な作家さんではないので、本屋で未読のものを見つけてつい買ってしまった。

新井素子は小学生の頃、コバルトにはまった頃からすごく好きで、今に至っている。
私のベストは『絶句』か『二分割幽霊忌憚』。
定番の『星へ行く船』シリーズも大好きだ。山崎太一郎さんは、中学の頃の憧れだった。
あの頃はどうも「ぶっきらぼうだけど実は優しくて頼りになる」路線が好みだったらしい。挙げるときりがないが、女子校だった私は、本や漫画の中に憧れの人がいっぱいいた。

久々に読むと。
私も少し大きくなった。
新井素子は変わらない。

昔よりは、違和感を感じながら読んでいる。
あの独特の文体は、好みが別れるだろう。
妙に語りかけてくる心理描写とか、やけに細かい思考回路の描写とか。

でも新井素子はやっぱり好き。
なんでかはうまく説明できないけど。

またまたお茶のはなし、など

2006-03-30 23:28:28 | 美味しいもの
祖父の3回忌で尾道に里帰りしていた母親が帰って来た。
父も広島出身だったので、私は血筋的には広島人ということになるんじゃけん。
それはともかく。
1週間弱、気ままなひとり暮しを楽しんだ。この年になってパラサイトというのはかなり情けない。きちんと家庭を築いている同級生たちの話を聞く度に反省と焦りを感じるのだが。

母が土産に買ってきたのは、桜の花便りという尾道紅茶。
その名の通り、桜の花と葉がブレンドされている。
後味にほのかに桜の風味。桜餅風。

さらに、はんぺん屋さんの期間限定練りもの詰め合わせもお土産にあった。その中に、桜餅にそっくりなはんぺんあり。桜の葉がちゃんと巻いてあった。


雪降ったけど、寒いけど、桜開花したらしいし、どうやら、春らしい。
今年は何年か越しに願っている、京都でお花見が叶えられそう。
来週末まで、桜が残っていますように。

響ちゃん

2006-03-29 23:56:17 | 日々のできごと

私は普段から、ほとんどテレビを見ない。
もともと家にあまりいないということもあるが、テレビが付いているとつい真剣に見てしまうので、何かしながら…というのが苦手なのだ。

と言うわけで、私の主な情報源は新聞になる。忙しくても、新聞には目を通そうと思っている。

ニュースよりも、コラムや企画記事のほうが好き。

最近欠かさず読んでいるのは、『歩くように話すように響くように』という中日新聞の夕刊の連載記事。
ミトコンドリア病という難病の響ちゃんとの暮らしを父親である堀切さんが綴っている。
去年に続いて、今回は続編の連載である。

難病を抱えていて、長くは生きられない、と言われ、その現実を見つめながら決して希望を捨てていない。語り口はとても穏やか。

小さな幸せと大きな不安がいっばい詰まった生活。
響ちゃんが生まれてくるときは想像もしていなかっただろう。

健康で生まれてくること。
それは決して当たり前のことではない。と当たり前のことを感傷的に思ってしまうが。

響ちゃんの生活がもっと大きな喜びで溢れますように。と願っている。

レピシエの‘Daruma’

2006-03-28 22:23:34 | 美味しいもの
今日はゆっくりおうちでお茶をした。
レピシエの‘Daruma’という紅茶。
紅茶にピンクペッパーとドライマンゴーのカットが入っている。

とてもいい香り。
達磨の絵が描かれた缶もかわいらしい。

レピシエはいろんな種類のお茶があってとても好き。いろんなフレーバーの紅茶・緑茶・中国茶。
星ヶ丘にはカフェも併設されている。

いちごみるく風味の緑茶が一番のお気に入り。

友人の結婚式の名披露目で、新郎新婦の名前入りの‘Wedding’という紅茶をいただいたこともある。マリーゴールドの花びらが入っていたりして、華やかなお茶は幸せのおすそ分けにぴったりだと思った。

ゆったりリラックス気分で、明日からも頑張ろう。

ライブラリィのこと。

2006-03-27 23:00:41 | 芝居づくりのこと
昨日の少年ライブラリィもややトラブルあり。
朝小屋入りしたら、記録用に撮影するビデオカメラが必要とのこと。うちにあるものを使う為に、私の自宅まで取りに帰ることになってしまった。
急遽開場までの準備を、あおきりをいつもお手伝いしてくれている転校生仲間の緑ちゃんに託す。
てきぱきと動き指示を出してくれる緑ちゃん。ほんと、よくできる、いい女だ。
私が戻ってきたときには準備万端。
頭があがらない。

そして、昼の回を観る。
松井ととみィは難しい本に挑戦していた。
にへいさんの描く世界はちょっぴり大人な感じ。中尾さんがやっぱりうまい。こんな演技がしてみたい。
かこくん作、にへいさん演出のは新鮮で面白かった。試験管なのに、試験管じゃない、みたいな。

そして4本目。伊藤利佳と徳留さん(ファンです)。
久々の舞台で頑張る利佳が観られて嬉しかった。
可愛い後輩なので上手くなったなと思うと嬉しい。いい役をもらってた。
徳留さん(ファンです)はかっこいい!!というかいい役者さん!台詞の少ない役なのに、雰囲気を出している。いつかご一緒できたらな、と思う。

やっぱり、私は鹿目の描く女心がすごく好きなんだな、と改めて実感。
前回よりも4本のカラーが分かれていたと思う。
5月、刈馬先生が混ざるともっと雰囲気の違う芝居が楽しめると思う。
ああ、私はまだまだ。
頑張ろう、でも頑張りすぎないように行こう。

楽も無事終了。
その後、ばらし、打ち上げ。
はじめまして、の人がいっぱい。あんまりお話できなかったのは残念だったが。
たくさんの方が来てくれて、たくさんの方に助けてもらってることをいつもながら実感する。
ありがとうございます。ほんとに。