ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

無力

2007-03-14 23:25:04 | 日々のできごと
少しだけ、英語が喋れるので、通訳に駆り出されることが時々ある。片言で、専門的な言葉は辞書頼りだけれど、辛うじて意思の疎通を取っている。正直、けっこう苦痛。
昨日と今日と、わりと深刻な話に呼ばれて話してきた。
最低限必要とされていることはできても、それ以上のことができない自分の無力さを思い知らされる。仕事で日本に来たばかりの方で、異国の、言葉の通じないところで深刻な病気を告知されるその不安さは想像すらできないし、疲労やストレスで病状が悪化しそうだし。奥さんはきっともどかしくて、いろいろ言っているけど、患者さんは悟ってるのか諦めてるのか、そんな奥さんを諭して、ただ受け入れているように見える。
私には、何もできないんだけど、何もできないと思いこんでるか、それか面倒をしょい込みたくないから、何もしていない気もしていて、でもそのことばかりをしていられるわけでもないし…あああ、やっぱり無力。