今度は神奈川県警の不正経理

神奈川県の不正経理が発覚したと思えば今度は「不正を取り締まる」立場の県警で「預け金」の不正が発覚した。実に７億５千万円という金額である。

「預け金」とは、県への備品などの納入業者に「前払い」でお金を渡し一部を納品させておいて残りの金額について「ビール件」や「図書券などの金券」で返還させるやり方である。

県警側は「私的流用」はないとのことだそうだが、それならなぜ、そんなことをわざわざするのか？金券は「金券ショップ」で換金できることは常識である。

一部は「打ち上げのための飲食代」に充てられていたそうである。


正義を正すべき警察が横領まがいのことをやっていて何の処罰も受けないのでは、ある意味では「スピード違反」や「シートベルト」の違反をチャラにするのと同様である。

「謝って済むなら警察はいらない！」のである。

どうしてこれまでこのような、「ずさんな経理」が許されてきたのか民主党政権に変わったからか？これに対する予算の削減などは行われるのか？


これまでどのくらいの期間このようなことが繰りかえあされてきたのか？マスコミは徹底的に究明し、国民や県民に対してすべてを明らかにしてほしいものである。

関わった警察関係者には、指名の公表、懲戒免職など徹底的な調査と処置の公表を願いたいものである。

もう一度言いたい「謝って済むなら警察はいらない！」