バイク親父の言いたい放題

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自動車の国内生産比率の低下

2014年07月22日 | Weblog
平塚でも、数年前に日産自動車関連会社の「日産車体」が九州に本社工場を移転し、

神奈川県では、日産自動車の工場は、ほとんど消えてしまった。

わずかに技術研究所の「テクニカルセンター」が厚木に残るだけに

なってしまった。

20年前には、日産自動車が全盛の時は、「平塚の街」も企業城下町

として栄えていたが、今や、風前の灯である。

今や、日本の自動車メーカーの国内生産比率は、

トヨタが40%、日産が23%、ホンダが27%、マツダが70%(2012年)

といった具合である。

今や、自動車は海外で生産している方が各段に多いのである。(マツダ、スバル以外)

長らく続いた円高や人件費の増加が海外生産に拍車をかけたことは

今更言うまでもないことである。

このように、日産やホンダは、今や、ほとんど日本の雇用に貢献していない

わけである。最近、若者の自動車離れが言われるが、

日本国内で雇用を作り出していないのに若者にもっと車に乗ってください。

と言えわれても「日産やホンダ」の車を買おうとする意欲がなくなるのは

当然ではなかろうか?車を買うなら国内で頑張っているマツダやスバルの車を

買うのが当然ではないのか?

法人税だけ納めていただいても雇用を創出できない会社では、

半分しか国に貢献していないのではないか?

このままでは、日本では地方に行けば行くほど仕事が無くなり「過疎化」が進み

いよいよ、地方の財政は、立ち行かなくなるのが当然である。

そろそろ「国内回帰」ということも考えないと、国自体がやっていけなく

なる日が来そうである。まさに、若者が失業にあえぐことになる。