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地価の下落に歯止めがかからない。

2014年01月27日 | Weblog
先日、知り合いの不動産関係の方に平塚、藤沢方面の地価に

ついて、現状での動向を聞いてみた。

消費税の駆け込み需要は、あるものの全般には値下がり傾向のようだ。

特に、3・11以来、平塚のような海抜10メートル以下の低地や平地では、坪40万円前後と

思いがけないほどの低価格になっているようだ。藤沢の鵠沼海岸等では、

昔は、超高級住宅地で高嶺の花(110万以上は当たり前)だったものが、今や坪70万円前後という信じられないような

価格にまで落ち込んでいるようである。やはり、津波の影響は、まだまだ、残っているようである。


また、東京から遠くなればなるほど土地への需要は減り、川崎など近くなるほど

需要は多くなる。したがって、マンションがおのずから多くなってくるわけである。

武蔵小杉などに50階から60階というような高層マンションがドンドン建てられ売れ行きは好調のようである。

これに対して、JR川崎駅から10分のマンションが約10000所帯空室になっているそうである。

特に、2Kタイプのようなものが多いようである。売却金額は下がっていないようだが貸す場合の賃料が

供給過剰で幾分下げ気味のようである。新しい建物への移動が進んでいるものと思われる。


これからのアパート系の賃貸事業は、「少子高齢化」によりどんどん空きが増え、若い人たちは勤務地が

東京方面に限定されるため、東京から遠くなるほど需要が減り空き家が増えるといった悪循環ができているようである。

駅前やショッピングモールの近辺など、特殊な場所を除けば、

今後の、賃貸事業は、家賃30%減、空室率30%減でも耐えていけるような体質(借入金を減らす)を作っていかなければならないであろう。

家賃保証があるからといっても、家賃を下げてくれなければ家賃保証してくれないことが「当然の契約」になっていることを

くれぐれもお忘れなく。

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