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定年延長と就職難

2012年02月16日 | Weblog
現在、年金受給との関係からか60歳定年制が65歳へと延長されようとしている。

はたして、これはいいことなのかどうか?

まず、年金の財源が不足するから支給を5年(さらに延長の可能性あり)延長しようというものだが

本来、60歳になったら厚生年金をもらってのんびり暮らそうとしていたら、

国にお金がないから年金の受給を、5年間先延ばしにして、その間収入がなくなるから会社で

働いて給料をもらってください。ということである。

何とも、やりきれない話である。しかも、勤めていれば70歳までさらに年金を

払うことになる。つまり給料から差し引かれるわけである。

65歳に定年延長して働くことになれば、会社は、この高齢者たちを雇用するために

若い大卒の人たちの雇用を減らさざるを得ないことになる。

結果、大学生の就職率は、どんどんと下がっていく。

親父が働くから子供が就職できない!なんと

この矛盾を、どう考えるのか?

60歳になったら年金は、きちんと支給する、それでも働きたい人は働けばいいわけですし

働きたくない人は、働かなくても年金だけで暮らしていけばいいのではなかろうか?

働いた人が、その分税金が増えるなら、それはそれで結構なことである。

定年延長の結果、若年労働者の職場がなくなるようでは、なお、困るのではなかろうか?

たとえば、公務員の職場などでは、定年延長した方が以前の上司であったような場合には

新しく管理職になった方は、やりにくくて困るのではなかろうか?先輩が末席にいるのだから・・・

そういった老害(失礼)というべきものが、すでに、存在しているのではないのか?





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