hiro yamamoto works

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Arduino UNO R4 MINIMAを使ってみる(bookworm RasPiOSで書き込みできない)

2024-10-07 13:53:49 | マイコンハードウェア

書きかけですが投稿します。

"CAN コントローラは、UNO R4 Minima のマイクロコントローラ (RA4M1) に
組み込まれています。
"とありますので、もう一度CAN通信をやってみようか?
ということになりました。

ESP32にも" 外部トランシーバーを介して TWAI バスに接続できる
TWAI コントローラーが含まれています。
"とありますから、通信相手にしてみます。
("ISO 11898-1プロトコル(CAN仕様2.0)と互換性あり"と書かれていました。)

Arduino UNO R4 Minima
Renesas RA4M1 (Arm® Cortex®-M4)のRasPi OSでの Arduino IDE"コンパイルエラー問題"は
解決しているのか調べてみました。


残念ながらRasPi OS では問題が発生します。
Windows10でArduino IDE 1.8.19なら問題なしです。
たぶんArduino IDE 2.*.*も大丈夫でしょう

残念なお知らせ
・RasberryPi OS 64ビット (bookworm) Raspberry Pi 5書き込みエラー
コンパイルはできました。
(Arduino IDE1.8.19、ボードVer1.2.0〜1.2.1 他Ver未調査)
・RasberryPi OS OS 32ビット (bullseye)Raspberry Pi 4Bコンパイルエラー
(Arduino IDE1.8.19、ボードVer1.0.1〜1.0.5,1.2.0〜1.2.1 Ver1.1.0未調査)
・Ubuntu 24.04.1 LTS 64ビット Raspberry Pi 4B書き込みエラー
コンパイルはできました。
(Arduino IDE1.8.19、ボードVer1.2.0〜1.2.1 他Ver未調査)

RasberryPi OS 64ビット (bookworm) Raspberry Pi 5での書き込みエラーメッセージ
dfu-util 0.11-arduino4
dfu-util: No DFU capable USB device available
スケッチの書き込み中にエラーが発生しました
Copyright 2005-2009 Weston Schmidt, Harald Welte and OpenMoko Inc.
Copyright 2010-2021 Tormod Volden and Stefan Schmidt
This program is Free Software and has ABSOLUTELY NO WARRANTY
Please report bugs to http://sourceforge.net/p/dfu-util/tickets/


RasberryPi OS 32ビット (bullseye)Raspberry Pi 4Bでのエラーメッセージ
/home/Hiro/.arduino15/packages/arduino/tools/arm-none-eabi-gcc/7-2017q4/bin/arm-none-eabi-ar:
error while loading shared libraries: libfl.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
exit status 127
/home/Hiro/Downloads/arduino-1.8.19/arduino-builderが127を返しました。
ボードArduino UNO R4 Minimaに対するコンパイル時にエラーが発生しました。


Ubuntu 24.04.1 LTS 64ビット Raspberry Pi 4Bでのエラーメッセージ
An error occurred while uploading the sketch
dfu-util: Cannot open DFU device 2341:0069 found on devnum 3 (LIBUSB_ERROR_ACCESS)
dfu-util 0.11-arduino4
Copyright 2005-2009 Weston Schmidt, Harald Welte and OpenMoko Inc.
Copyright 2010-2021 Tormod Volden and Stefan Schmidt
This program is Free Software and has ABSOLUTELY NO WARRANTY
dfu-util: No DFU capable USB device available
Please report bugs to http://sourceforge.net/p/dfu-util/tickets/

表示が少し違うが、bookworm Pi5と同じエラー内容と思う。

ESP32はRaspberryPi OSで書き込みできました。("TWAItransmit.ino"にて)

つづく


SeeedStudio XIAO ESP32S3とESP32C3を使って何を作る

2023-11-02 20:26:55 | マイコンハードウェア

いつまでも眠らせておかないで、そろそろ始めましょうか!
近況 2023.11.16
XIAO ESP32 S3にサンプルスケッチのSimpleTimeを書き込んだら、
シリアルモニタに時刻が表示されました。

アンテナコネクタの勘合はコツが要りそうです。Wi-Fiアンテナは薄く柔らかい感じです。

アンテナは裏の離型紙を剥がして貼り付ける感じです。

このサイズは大好物です。よくぞこのサイズで作ってくれました。感謝!!
わくわくが止まりません。

S3:デュアルコア C3:シングルコア
外部アンテナが付いています。


Arduino UNO R4 MINIMAを使ってみる(開封)

2023-11-02 20:18:14 | マイコンハードウェア

Arduino UNO R4 MINIMA
買ってあったんですがなかなか触れなくて
これから色々と使ってみたいと思います。
近況 2023.11.15

追記しました。2023.11.13
RaspiOSでコンパイルエラー
Windows10ではコンパイルできた

Arduino IDE1.8.19でボードをインストールして準備します。
ボードマネージャで、"R4"(省略して)と入力しても絞り込めました。
残念なお知らせ
Arduino IDE1.8.19、ボードVer1.0.1〜1.0.5全バージョン、
RasberryPi OS(bullseye Raspberry Pi 4B)にてコンパイルエラーになってしまいました。
エラーメッセージ
/home/Hiro/.arduino15/packages/arduino/tools/arm-none-eabi-gcc/7-2017q4/bin/arm-none-eabi-ar:
error while loading shared libraries: libfl.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
exit status 127
/home/Hiro/Downloads/arduino-1.8.19/arduino-builderが127を返しました。
ボードArduino UNO R4 Minimaに対するコンパイル時にエラーが発生しました。


CPUがルネサスエレクトロニクス製になりました。
Renesas RA4M1 (Arm® Cortex®-M4)


Arduino UNO SMD R3とR4 MINIMA


タコメーターの回路をマイコンで置き換える(テスト中)その2

2023-09-10 11:19:35 | マイコンハードウェア

※日本精機製タコメータが動かない※
電解コンデンサのショート不良可能性あり。基板中央付近の円筒形470μF6.3Vを、
テスタ抵抗レンジで数Ωなら可能性高いので交換してみて。
タコメータの回路をマイコンで置き換えるプロジェクトです。
メーターはオリジナルのままのアナログタイプです。

タコメーター回路はseeeduinoXIAO(XIAO SAMD21)が載った基板です。
ブレットボード上はありあわせの部品で組んだCDIの代用回路(通電チェックLED付き)
Arduino UNOはパルス発生用

CDI代用回路が簡易なため、調整用の入力直列抵抗と、ツェナーダイオードを別付けしてテストしています。
パルスの入力回路はオリジナルタコメータ基板回路をベースにして、ネット記事を参考にアレンジ&改変しています。
今後は
実機でのテストをお願いして、動作確認とメーター指示値の校正を行う予定です。

準備ができたら
部品レイアウト&配線図を投稿します。(手書き回路図は見にくいのでやめときます)
ArduinoIDEで書いたスケッチも(プログラム)
その後で
KICADで回路図を書いて、基板も設計しておきたいと思います。


タコメータの回路をマイコンで置き換える(テスト中)

2023-09-02 14:15:11 | マイコンハードウェア

※日本精機製タコメータが動かない※
電解コンデンサのショート不良可能性あり。基板中央付近の円筒形470μF6.3Vを、
テスタ抵抗レンジで数Ωなら可能性高いので交換してみて。<br />
これを

これで代用できるか

タコメータが動かないということで、相談を受けて回路を調べましたが、
ICまで信号は入っているようで、ICが故障しているのではないかという結論になりました。
IC(T8016A)は入手困難のようです。
※後日追記※
後日の調査で故障している部品が見つかりました。
メーターに並列に接続されている電解コンデンサがショートしていました。
“並列接続でショート“はつまり全ての電流がコンデンサを流れてしまうので、
”メーターが動かない”となります。別の記事に投稿します。


そこで別の回路に置き換えて動かしてみようということに
オリジナルタコの回路は原理的にはF-Vコンバータでいいんじゃないかと思います。
メーターは電圧計の針の可動範囲を大きくしたようなものです。
つまり、
パルスが少ない時(低い周波数)は低い電圧を出力し、
パルスが多い時(高い周波数)には高い電圧を出力する。
電圧に応じてメーターの振れが変化する。
F-VコンバータICはTC9402CPDやNMJ4151Dなどが秋月電子通商で入手できそうですが
まず手元にある部品で出来ることをやってみようということで
マイコンATSAMD21Gの小さいやつSeeed-StudioのXIAOでやってみることにしました。
他のマイコンに変更することも比較的かんたんです。

ネット公開されている記事を参考に(ありがとう)、
ありあわせの部品でテスト用擬似回路を組んでテスト中です。

プログラムの構成をざっくりと・・・
外部割り込みを使いイグニッションのパルスのたち下がりを捉え、
パルスの間隔を測ります。パルス間隔から回転数を計算します。
回転数をメーターを振らせるための電圧に変換します。
電圧の上下はPWMで、デューティ比(パルスのOFFとON時間の比率)を変えて行います。

1回転1パルスとした場合の考え方はRPM = 60 / (パルス間隔時間(秒))
ちなみに、2気筒エンジンで1回転に2パルスらしい。(2パルスなら2で割れば良い)
回転数はかんたんに計算できるのですが、メーター目盛りと回転数をあわせるのが難しい。

方法1(プログラムはかんたん)メータ目盛りと合わせるのが難しい(無理)。
    map関数を使って回転数をPWM値(0〜255)に変換する。

方法2(処理多め)メータ目盛りに合わせられる。
   回転数ごとの目盛りに合ったPWM値をメモリー(配列)に入れておき、
   配列使うと高回転域が表示できない?ので、回転数毎の値をコード内に書くことにしました。
   回転数毎に読み出して出力する。
   低回転域(〜4,000rpm)は500回転毎、(4,000〜10,000rpm)は200回転毎のPWMデータ、
   高回転域(10,000〜14,000rpm)は100回転毎のPWMデータを用意する。

現在 方法2でコードを書き直し、メーターの合わせ込みもできました。

メーターの誤差について
例えば、高回転側から少しずつPWM値を下げた10,000回転の指示値と、
PWM値24(3,000rpm)ぐらいからどんと上げた同回転数の指示値に差が出ます。
前者は高め、後者は低めになります。後者で合わせ込みました。

続きは今後の投稿で紹介したいと思います。