hiro yamamoto works

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タコメータの回路をマイコンで置き換える(故障原因調査)

2023-10-07 10:23:03 | ナレッジ_knowledge

返品されてきました。
結論 設計ミス +12V電源とGND間に入れたツェナーダイオードのショート
対策 ロードロップ3端子レギュレータへの変更(案)
<br />故障原因を調査するためにケースを開けます。
防水するため自己融着テープを巻いてもらっています。配線出口部は今後の課題になります。

カッターでテープとケースを切って開けました。(ケースは廃物を利用したものでした)
基板の振動防止の為基板に直接融着テープ巻いています。

下の写真 基板のテープを取り除く
基板の配線面 機械的損傷は見当たらない。配線間の放電跡はなさそうに見える。

基板の部品面 機械的損傷は見当たらない。配線間の放電跡はなさそうに見える。

下の写真 回路の調査
エンジンがストールしたことから、イグニッションコイル1次側に接続されたパルス入力と、
GND間回路が故障(ショート又はリーク)していると推定したが違いました。

下の写真 パルス入力と+12V間の絶縁も確認・・・ショートやリークはありません。

下の写真 +12V入力とGND間抵抗値・・・ショートしています。

下の写真 原因はツェナーダイオードのショート不良でした。
つまり設計ミスです。供給電源は+12V超える(〜14V?)可能性を見落としていました。<br />ツェナーダイオードと直列に抵抗を入れていないので、電圧が上がると壊れます。

ツェナーダイオード以外は壊れていませんでいた。
改善案 ロードロップタイプの3端子レギュレータに交換します。(調べ中)<br /><br />つづく