灯油、どうしようかなー？

灯油屋さんが来た。
灯油屋さんは、いつも「恋は水色」の音楽を鳴らしながらやってくる。クマは、私達が気づく前から「恋は水色」の音楽が聞こえるらしく、激しく吠える。
うっとうしいヤツが来たと思っているのか、私達に「石油屋さんが来たよ」と教えてくれているのか―――こんなときはバウリンガルがほしい。（あれって、本当に言っていることが当たっているんですか？）

先日ガソリンがリッターあたり２円下がっていたので、もしかして、灯油も千円で足りるかな？と期待した。
でも、一応前回と同じ１１００円用意した。
ピンポーンと灯油屋さんの玄関のチャイムを押す音。
「こんばんは。１１５０円です。」と、ニコニコしながら深々と頭を下げられた。また、５０円上値上がりしている。
「はぁ？」と思ったけれど、顔にも口にも出さず、あわてて５０円をとりに戻った。

ガソリンは下がっていたのに、灯油が上がったなんて、これは便乗値上げ以外ないと思った。これからは、重くて大変だけれど、自分で買いに行こうかな？裏のホームセンターでは８７９円で売っていたんだもの。そう思って、ドックフードを買うついでに、灯油の値段を見てみた。
９１３円になっていた。やはりホームセンターでも値上がりしていた。

千円以下は魅力だけれど、あの重い石油缶を車から出し入れするのも大変だ。
悩んでしまう・・・