初めてのパスポート

昨日、初めてパスポートの申請に行ってきました。

以前にも書きましたが、この年まで国外はおろか国内でも飛行機というものに乗ったことのない私と主人。
海外などまったく縁のないものと思い込んでいましたが、娘がグアム、ニューヨークと立て続けに出かけ、娘の見送りに成田へ行ったとき、さまざまな人たちが出入国する様子を見ながら、なんとなく自分にとって外国も全く無縁のものではないかもしれないと思いはじめました。
主人も同じように感じたらしく、とにかくパスポートだけでもとっておこうということになって、ゴールデンウィークに申請に行くことにしていました。

連休の間の普段日。同じように考える人は多くパスポートセンターも混むだろうということで、午前中に役所に行って、住民票と戸籍抄本、パスポートの申請用紙をもらい、近くのスーパーで写真も撮り、書類を家で作成し、午後から提出に行きました。
思ったほど時間がかかることもなく、スムーズに終わり、なんとなく肩の荷がおりた気がしました。



不思議なことに、あれほど縁がないと思っていた外国が、まだパスポートを申請しただけなのに、いつでもいけるような気がして、旅番組もよそ事でない感覚で見られるようになりました。

初めて作ったパスポート、使うときがくるかどうかわかりませんが、新たな一歩を踏み出したような気がします。

５年、１０年、どっちにしようか、迷いましたが、１０年を申請しました。
そして、あと１０年生きられるんだろうか？という思いが頭をかすめました。
平均寿命からしたら、まだまだ生きられる年齢ですが、人間、ふいに何があるかわからない。
１０年先のことなんかまったく予想もつかない。
申請しただけで無駄になるかもしれない、なんて思いましたが、そんなことを言っていたらキリがない。

とりあえず、いつ行けるかわからない海外旅行に思いを馳せて、また仕事をがんばるぞ！と思った次第です。