先日、懐かしい声という記事で、学生時代のサークルの同窓会のようなものが開かれることを書きました。
私たち夫婦は、同じサークルの先輩・後輩の間柄なので、主人はその会に出席するため出かけて行きました。
私はまめたろうの子守のため、留守番です。
その会のことで、先日電話がありました。
私の家の電話は、登録してある番号とそうでない番号の着信音を変えています。
登録していない番号のベルが鳴ると、番号を見て、営業の電話らしきものは、出ないことにしています。
断るのも面倒だからです。
先日の電話も、登録外の電話でした。
番号からすると、携帯電話のようでした。
どうしようかな?と思いましたが、主人もそばにいたので、出ることにしました。
すると、相手は
「香川のYです」
と言います。
「はぁ?」と私。
相手は、もう一度
「香川のYです」と言いました。
さぁーっと頭の中に記憶が流れるような感じで、相手が誰だかわかりました。
あまりに声が年を取っていて、結びつかなかったのです。
私は何と答えてよいかわからず戸惑っていると、「S君」いますか?と主人の名前を言います。
私はあわてて、主人と電話を変わりました。
香川のYと言えば・・・そう、そうなんです。
私の以前の彼氏だった人なのです。
もちろん、主人と付き合う前の話です。
主人と同学年、私にとっては先輩だった彼と何となく話をするようになり、
「実は前から好きだった」
な~~んて、告白され、私も彼にだんだん魅かれていき、お付き合いを始めました。
横浜でデートして、二人揃って、当時横浜に住んでいた主人の家に遊びに行った事もあります。
でも、夏休みに彼が故郷の香川県に帰ってしばらく会わないでいる間、何故か色あせて見えてしまって、気持ちがなくなってしまったのでした。
当時の学生時代の恋は、そんな単純なものだったなと思います。
その後、何年もブランクがあったあと、私は主人と結婚したわけですが、彼は卒業後香川に帰り、そちらで結婚したようです。
もともと主人と彼とは友達同士なので、年賀状のやりとりはしていたようですが、私の方は、お付き合いをやめて以来、直接、彼との接触はありませんでした。
突然の電話には、正直、どう答えてよいかわからなかった。
相手も、私に対して、淡々としてました。
私も事務的に「お待ちください」と言って、主人と電話を代わりました。
電話を切ってから、
「ずいぶん年を取ったような声だったから最初わからなかったわ」
と私が言うと
「オレも、最初は別人かと思ったけど、だんだん話をしているうちに昔のアイツがよみがえってきたよ。話をするのは30年ぶりだもんな。」
と言っていました。
主人は「懐かしい、懐かしい」を連発し、
「香川から出てくるんじゃ、何が何でも行かなくちゃ。会いたいよ」
と言っていました。
「今で言うところの元彼だもん、複雑な気持ちよ」
と、私が言うと主人は笑っていました。
主人は欠席の通知を出していたのですが、わざわざ香川から、Y氏が尋ねてくるというのを知って、なんとか時間を作って出かけて行きました。
帰ってきた主人から聞いた話によると、集まったのは全部で35人くらい。
ほとんどが東京近辺に住んでいる人たちばかりですが、その香川のY氏の他に福島からも先輩が出て来ていたとの事。
香川のY氏は電話口に出た私が、娘なのか私なのか判断がつかなくて、当たり障りなく話したと主人に言っていたそうです。
私ももう少し余裕があれば
「あら!Yさん!久しぶり!」
と言ったのでしょうが、あまりに突然の電話で気持ちに余裕が持てませんでした。
ちょっと会ってみたい気もするけど、やっぱり昨日は、行かなくて良かったのかな?
私たち夫婦は、同じサークルの先輩・後輩の間柄なので、主人はその会に出席するため出かけて行きました。
私はまめたろうの子守のため、留守番です。
その会のことで、先日電話がありました。
私の家の電話は、登録してある番号とそうでない番号の着信音を変えています。
登録していない番号のベルが鳴ると、番号を見て、営業の電話らしきものは、出ないことにしています。
断るのも面倒だからです。
先日の電話も、登録外の電話でした。
番号からすると、携帯電話のようでした。
どうしようかな?と思いましたが、主人もそばにいたので、出ることにしました。
すると、相手は
「香川のYです」
と言います。
「はぁ?」と私。
相手は、もう一度
「香川のYです」と言いました。
さぁーっと頭の中に記憶が流れるような感じで、相手が誰だかわかりました。
あまりに声が年を取っていて、結びつかなかったのです。
私は何と答えてよいかわからず戸惑っていると、「S君」いますか?と主人の名前を言います。
私はあわてて、主人と電話を変わりました。
香川のYと言えば・・・そう、そうなんです。
私の以前の彼氏だった人なのです。
もちろん、主人と付き合う前の話です。
主人と同学年、私にとっては先輩だった彼と何となく話をするようになり、
「実は前から好きだった」
な~~んて、告白され、私も彼にだんだん魅かれていき、お付き合いを始めました。
横浜でデートして、二人揃って、当時横浜に住んでいた主人の家に遊びに行った事もあります。
でも、夏休みに彼が故郷の香川県に帰ってしばらく会わないでいる間、何故か色あせて見えてしまって、気持ちがなくなってしまったのでした。
当時の学生時代の恋は、そんな単純なものだったなと思います。
その後、何年もブランクがあったあと、私は主人と結婚したわけですが、彼は卒業後香川に帰り、そちらで結婚したようです。
もともと主人と彼とは友達同士なので、年賀状のやりとりはしていたようですが、私の方は、お付き合いをやめて以来、直接、彼との接触はありませんでした。
突然の電話には、正直、どう答えてよいかわからなかった。
相手も、私に対して、淡々としてました。
私も事務的に「お待ちください」と言って、主人と電話を代わりました。
電話を切ってから、
「ずいぶん年を取ったような声だったから最初わからなかったわ」
と私が言うと
「オレも、最初は別人かと思ったけど、だんだん話をしているうちに昔のアイツがよみがえってきたよ。話をするのは30年ぶりだもんな。」
と言っていました。
主人は「懐かしい、懐かしい」を連発し、
「香川から出てくるんじゃ、何が何でも行かなくちゃ。会いたいよ」
と言っていました。
「今で言うところの元彼だもん、複雑な気持ちよ」
と、私が言うと主人は笑っていました。
主人は欠席の通知を出していたのですが、わざわざ香川から、Y氏が尋ねてくるというのを知って、なんとか時間を作って出かけて行きました。
帰ってきた主人から聞いた話によると、集まったのは全部で35人くらい。
ほとんどが東京近辺に住んでいる人たちばかりですが、その香川のY氏の他に福島からも先輩が出て来ていたとの事。
香川のY氏は電話口に出た私が、娘なのか私なのか判断がつかなくて、当たり障りなく話したと主人に言っていたそうです。
私ももう少し余裕があれば
「あら!Yさん!久しぶり!」
と言ったのでしょうが、あまりに突然の電話で気持ちに余裕が持てませんでした。
ちょっと会ってみたい気もするけど、やっぱり昨日は、行かなくて良かったのかな?